まじめな話・・・
2001年5月14日朝日新聞で「医療費を予算制」という話が載っていた。
他の新聞では報道されていないので、朝日新聞だけのスクープ的記事のようだが・・・。
要するに、医療費を毎年、予算制にして今年度は○○円というようにしてしまい、予算をオーバーすると国はそれ以上は負担しない・・・というのが骨子である。
それぞれの医療機関はその予算内でしか医療が出来ないことになる。オーバーすると国は面倒をみてくれないから、患者が自費で負担したり、各医療機関が負担するなどの方法を取らざるを得なくなる。
現在の医療費は予算制ではないため、診療機関ごとに、かかった医療費をそのまま請求できる。妥当で正当な請求であれば国がそれを負担するわけだ。
それが、国家予算を圧迫し、財政的に苦しいからといって、それなら医療費を予算制にしてしまおう・・・なんて発想が生まれるわけだ。
現実に、外国のある国では、予算制に近い方式で医療を行っているところがある。
だからといって、それをそのまま日本で出来るかどうかだ。だいたい、こんな話自体、表立っては議論されない。医師会などの猛反発が予想されるからである。今回のこの記事にしても、ある筋から漏れて来たものに違いない。
小泉首相となって、いろいろな改革が取り沙汰されているが、少なくともこの医療費の予算制については、余程慎重に十分な討議をしなければ、日本の医療は大変なことになるだろう。
医療費削減だけでは不十分だから・・・なんて簡単に予算制にされたのでは、一番被害を被るのは医療を受ける国民なのだから・・・。
どうも、そんなことが国民に十分に知らされないうちに審議され、いきなり国会で取り上げられて是非を決められてしまったのでは、それこそ、国民の意思は無視されたも同然だ。
ほんとに頼みますよ、小泉さん!
他の新聞では報道されていないので、朝日新聞だけのスクープ的記事のようだが・・・。
要するに、医療費を毎年、予算制にして今年度は○○円というようにしてしまい、予算をオーバーすると国はそれ以上は負担しない・・・というのが骨子である。
それぞれの医療機関はその予算内でしか医療が出来ないことになる。オーバーすると国は面倒をみてくれないから、患者が自費で負担したり、各医療機関が負担するなどの方法を取らざるを得なくなる。
現在の医療費は予算制ではないため、診療機関ごとに、かかった医療費をそのまま請求できる。妥当で正当な請求であれば国がそれを負担するわけだ。
それが、国家予算を圧迫し、財政的に苦しいからといって、それなら医療費を予算制にしてしまおう・・・なんて発想が生まれるわけだ。
現実に、外国のある国では、予算制に近い方式で医療を行っているところがある。
だからといって、それをそのまま日本で出来るかどうかだ。だいたい、こんな話自体、表立っては議論されない。医師会などの猛反発が予想されるからである。今回のこの記事にしても、ある筋から漏れて来たものに違いない。
小泉首相となって、いろいろな改革が取り沙汰されているが、少なくともこの医療費の予算制については、余程慎重に十分な討議をしなければ、日本の医療は大変なことになるだろう。
医療費削減だけでは不十分だから・・・なんて簡単に予算制にされたのでは、一番被害を被るのは医療を受ける国民なのだから・・・。
どうも、そんなことが国民に十分に知らされないうちに審議され、いきなり国会で取り上げられて是非を決められてしまったのでは、それこそ、国民の意思は無視されたも同然だ。
ほんとに頼みますよ、小泉さん!
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