響21・・・

2001年6月21日
このタイトルを見て、何のことか分かる人は少ないと思う。
「響」だけだと分かる人が多いと思う。

そう、スコッチウィスキーの名前である。
ウィスキーにもバーボンやスコッチとあり、それぞれにいろいろな銘柄がある。
スコッチウィスキーの中で、私が一番好きなのがこの「響」だ。
口当たりがまろやかで、普段アルコールを殆んど飲まない私だが、とても美味しいと思うスコッチである。

ところで、札幌でジンギスカンを食べたあと、連れて行かれたラウンジに置いてあったのが「響」だった。
その店にボトルをキープしてあったらしく、テーブルに見慣れた「響」が出てきたわけである。
「あ、響ですね!これって好きなんですよ」と言うと、「ただの響と違いますよ、ボトルをよく見てください」と言う。
「!?」
「響21・・・? 21って書いてありますね・・・」
話を聞くと、このお店では「響21」が売りだそうだ。普通ではなかなか手に入らないと言う。
値段も普通の「響」の3倍ほどするそうだ!

普通では手に入らないって、今までそんなのがあることすら知らなかった。
さらに、「響30」というのまであるそうな。こちらはさらに入手困難で、値段は普通の響の10倍ほどするという・・・(-_-;)

お店にはその幻の「響30」は置いてなかったが、早速飲み比べてみた。
水割りにしてしまうと味がわかりにくいので、ストレートで入れてもらい、「響」VS「響21」と比較した。

「響」を飲んでから、「響21」を飲んだ。
「お〜!!!全然違う!」とすぐに分かるくらいに味が違う。「響21」はとてもまろやかなのだ。
普通の「響」を飲むと口を刺すような感じがする。

人間の味覚とは不思議なもので、これまで「響」を飲んで、なんとまろやかで飲みやすいスコッチなんだ・・・と思っていたのに、この「響21」を飲んだあとでは、「響」が固く感じてしまう。

それにしても上代で既に「響」の3倍もするなら、とても普通では買って飲もうとは思わない。
まぁ、買おうと思っても簡単には手に入らないそうだが・・・。
ラウンジのママが言うには、そんな珍しいお酒を置いているということが売りだそうだ。
確かに、とても贅沢ではあるが、こんな美味いスコッチなら客集めの武器になりそうだ。
じっくりとその「響21」をちびりちびりと味わったのだった。

スコッチの話が先に出てしまったが、実はこのお店に入る前に、カラオケ店に入って、久しぶりに歌を歌ったのだ。
営業所の人は皆いい年の男だ。
野郎、それもおじさんが5人ぞろぞろとカラオケボックスに入って歌などを歌う様は何か異様なものを感じるが、カラオケでお茶を濁して早く帰ろうと思っていたのだ。

カラオケボックスで歌う都度、点数が出るので誰が上手いかなどと、そこでも結構盛り上がった。
水割りを飲みながらやんややんやと歌い続け、1時間半ほど居座ってしまった。
さてこれで帰ろうと思ったところに、連れて行かれたのが「響21」のお店だった。

最終的に店を出たのが午前零時過ぎ・・・(~_~;)
「ひゃ〜!また睡眠不足だ・・・(>_<)」

ホテルに帰りベッドに潜り込んだのが午前1時過ぎだった。午前5時に目覚ましをセット。6時にはお迎えが来る。

流石の私も、ベッドに入るや、あっという間に眠ったようだ。

電話のベルが鳴っている・・・。

「・・・うん!?」と受話器を取ると、「フロント前で待ってますよ〜!」と営業所の人。
腕時計を見ると何と午前6時ではないか!!!
「ぎぇ〜!寝過ごした!」とガバッとベッドから飛び起き慌てて準備した。焦る焦る・・・。
どうやら目覚ましが鳴ったのには全く気付かなかったようだ。

前夜の睡眠不足(睡眠時間3時間)に加えて、ゴルフの2ラウンド(しかも歩きで・・・)。それに、昨夜も午前様で遊んでいた・・・。
そりゃ疲れてるはなぁ・・・。

しかし急げば短時間で準備できるもんで、10分後にはフロントに下りていた。(~_~;)

「さぁ、午前中、北海道最後のラウンドだ。頑張るぞ〜っ!」と心は既にゴルフモードに切り替わっていた。

天気も昨日に負けないくらいの晴天だ。

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