老眼鏡・・・

2001年6月25日
この前の「父の日」に子供たち3人が小遣いを出し合ってプレゼントをくれた。
何かと思って受け取ると、少し握りの太いボールペンだった。
「お〜、ありがとう」と受け取り、軸を回してペン先を出したり引っ込めたりしていると、子供たちがペンの頭を指差し、そこを開けてみて、と言う。

「?」と思いつつ、言われた通りに開けると中に何か入っている・・・。
「あれ、何だ?」と言うと、出してみて、と言う。

蓋を開けて出してみると、ペンの胴軸に収まるような小さな細長い眼鏡である。
「なるほど、この眼鏡が入っているから少し太かったのかぁ・・・」と感心しながら眼鏡を見れば、老眼鏡である。(~_~;)

私は近視なので、眼鏡をかけているが、40歳を過ぎた頃から少しずつ遠視が出てきて、最近は近視の眼鏡だが、遠近両用仕様としてかけている。

近視矯正の度合いをレンズの下半分は弱め、上のほうは遠方まできれいに見えるように設定してあるわけだ。だから、見た目は全く近視の眼鏡と変わらない。

しかし、ゴルフなどのスポーツをする時、特に汗が出る時期や、雨の時などはこの眼鏡が鬱陶しくて邪魔になる。それで、そういったときはソフトコンタクトのワンデイ用をつけるのだ。

しかし、コンタクトレンズは遠方のみを矯正するために、近いところが見難い。眼鏡だとさっとはずせば裸眼で近いところも楽に見えるが、コンタクトだと、さっとはずすわけにいかないので、対象を遠ざけたりして見ようとするが、それがなかなかきれいに見えない・・・。

ゴルフなどでスコアをつけたりするときに困るのだ。だから、コンタクトをする時は、遠視を矯正するための眼鏡も持っている。こちらは完全に凸レンズだから虫眼鏡みたいなもんだ。

といっても、スポーツをする時にいちいち遠視用の眼鏡をケースに入れて持ち歩くのも億劫である。
で、結局は普段はぼーっとしか見えないのを我慢しているわけだ。

でも、このプレゼントで貰った眼鏡だと、ケースがペン型になっていて携帯性に優れている。
確かに眼鏡は鼻にちょこんとかかるようなとてもコンパクトな眼鏡だが、実際にかけて見ると、文字を見たりするのには十分な大きさが確保されていて実に文字がきれいに見える。

この眼鏡をかけた姿を鏡で見ると、まるでお婆さんが裁縫をするのにちょこっとかけるような鼻眼鏡みたいで、格好のいいものではない。

しかし、これがあるのと無いのでは見え方が全然違う。格好に構っていられないのだ。
しかも、その遠視の度数は、私がいつも眼鏡を作っているお店で調べたらしく、特別注文製だ。
きちんと私の度数に合わせてレンズが入っている。
道理できれいに見えるわけだ。

父の日のプレゼントにこのような遠視用の眼鏡を貰うと、何だか自分が年寄りになったような気がして正直言って少しショックではあった・・・。(-_-;)
とは言え、実用性という点ではとても重宝しそうだし、現実にそんな眼鏡が必要な目をしているのだから仕方ない。
精神的にはまだまだ若いつもりだが、肉体の方は老化現象が始まっているんだから・・・。(*_*)

子供たちの厚意に素直に「ありがとう」と言ってそのプレゼントを受け取った。

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