思い込み・・・

2001年9月11日
思い込みというのは恐い・・・。

先日、ゴルフクラブのアイアンセットを買い換えた。購入したのはテーラーメイド社の320アイアンセット。
店頭に並んでいたのは同じシリーズの360アイアンセットと320アイアンセット。どちらもスティールシャフトが付いている。

私の欲しかったのは320のスティールシャフトでシャフトの固さがSだ。
ちょうどそのスペックのアイアンセットが店頭に展示してあった。そしてその隣にあったのは360のスティールシャフトのRだった。

店員にこの320の方が欲しいと言うと、現物をカウンターに持っていった。

そこで、クラブに巻いてあるビニールや貼り付けてあるシールなどをはずすようにお願いした。

店員が二人がかりでビニールをはがしたり、シールをはずしたりしていた。
そしてそれが終わり会計を済ませて帰宅した。

新しく替えたアイアンセットに胸躍らせながら、一本一本を確認した。
すると、セットの8番と9番アイアンだけが360のRシャフトのものが入っているではないか!!!

早速、店舗に電話すると「確認して折り返し電話します・・・(~_~;)」との返事。

しばらくして、店から電話があった。
結局、どうも店に飾ってあったセットの隣の360アイアンセットの二本が、320のセットの方に混ざっていたようだ。
「早速新しいセットと全て交換させて頂きます」という対応だったので、OKした。

客が注文して、店の方が一本一本チェックしていれば事前に分かったはずだ。
店員が二人で対応していたのに、二人ともビニールやシールをはがすことに夢中で、クラブの照合などの確認作業をしなかったために起こったミスである。

私もまさか、隣に置いてあった360アイアンセットの一部が320アイアンセットに紛れ込んでいるなどとは思いもしなかった。
店員だってそうだと思う。

このような思い込みによるミスというのは、今回のようなケースは実害が無いが、状況によっては人命に関わることもある。
例えば、薬などの場合、同じような色をした薬で薬理作用の全く違う薬だってある。これを間違って混ぜられると飲んだ方は大変だ。

人間というのはやはりミスを犯す生き物だ。
だからこそ、どんな仕事であってもつまらないミスを犯さないように気をつけなければならない。
面倒でも丁寧にチェックするという行程を実行すれば、つまらないミスは防げるはずだ。

今回の出来事でも、私が帰宅してから、確認もせずに実際に練習場やラウンドで使っていたとしたら、使用品を交換してもらうことになるだろうし、店の方ももっと損害が大きかったと思う。

くれぐれも思い込みだけにはご用心・・・(^^ゞ

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