秋の味覚・・・

2001年10月8日
今日は近くの山に栗拾いにでかけた。
毎年栗拾いは我が家の行事になっている。
栗といっても自然の栗で、「しば栗」という小粒のやつだ。粒は小さいが渋皮も食べれるし、甘味があってとても美味しい。
毎年9月末から10月はじめにかけてが収穫のタイミングだ。

残念ながら今日行ったところは、すでに先客が拾ったと見え、昨年よりは栗の数が少なかった。
それでも根気よく捜すとけっこうあるものだ。
栗の木から落ちたイガが藪に隠れている。
イガをかき出しては開けると中から綺麗な小粒の茶色の栗が2〜3粒ポロリと飛び出してくる。
そうやってビニール袋にほとんど一杯拾い集めた。

そこからの帰り、今度は大きなイチョウの木のある神社に行ってみた。
ここの銀杏は毎年たわわに実を結ぶ。
ほとんど誰も興味を示さず、実が落ちてそのままになっている。
丁度、イチョウの木の下に道路が走っているので、道路に落ちた銀杏の実が車に押しつぶされてしまう。
独特の臭気があるので見向きもされないようだ。

しかし、この銀杏は食べると実に美味い。
市販されている銀杏よりも少し粒が小さいが、モチモチした食感で、塩をして食べるとビールのあてにもなるし、子供達にも好評だ。
そんなわけで、この銀杏の実を拾うのも毎年の行事になった。

銀杏の実が落ちるのは11月に入ってからが本格的だ。今日訪れてみると、銀杏の実はまだほとんど落ちておらず枝にびっしりとついていた。

枝に向かって下から木の棒を投げると、バラバラと銀杏が落ちてくる。落ちてきた銀杏の実を剥いて種を出し、すぐ近くの川でざっと洗い、ビニール袋に詰めて持って帰った。流石に臭気が周辺を漂う。

帰宅してから銀杏をさらに徹底的に水洗いしてバケツにつけて流水に浸けて置いた。

夕食時に、今日収穫したクリと銀杏を早速食した。
どちらも期待に反さずとても美味しかった。
子供達も喜んで食べた。

クリはもう時期が終わったが、銀杏のほうはまだこれから一ヶ月あまりはいつでも収穫できる。

自然の秋の味覚はやはり最高だ。

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