ショックなお話・・・

ネットで知り合った友人Tさんからとてもショックなお話を伺った。

Tさんのご友人のその息子さん（高校生）が、体育の授業中に突然死したというのだ。

中学生や高校生などで時々、このような運動中の突然死というのが報告される。聞いていて居た堪れない想いだ。

そんな事があってか、だいぶ前から検診などで少しでも心臓に関して異常があると、「要精密検査」扱いとなり、どの程度の運動が出来るかを更に詳しくそれなりの専門機関で調べ、運動区分というのを報告するようになっている。

突然死の多くは不整脈によるところが多い。
しかし、この不整脈は基礎に心臓疾患が必ずしもあるとは限らない。つまり、不整脈だけが表に出ているというケースもある。
そして不整脈の種類にしても種々の不整脈があり、危険なものばかりではない。

そのような心臓異常を事前に出来るだけ調べることが出来れば理想だが、現実は厳しい。学校検診だけではチェック漏れがあるのが現実だ。

今回の突然死されたその高校生は、検診で異常があったのかどうか不明だが、少なくとも体育の授業に出ていたことを考えると、おそらくは検診レベルでは異常が見つからなかったのかもしれない・・・。
少しでも心臓に雑音などがあれば、精密検査をしていたことだろう・・・。

勿論、精密検査をしたから大丈夫というわけではないが、何がしかの心異常が見つかれば、それなりの対応が取られていただろう。

それにしても、死の直前まで元気に生活し、運動もして高校生にまで成長し、たかが体育の授業でその人生に終止符を打たねばならないとは、何という不幸か・・・。一体それまでの人生は何だったのか・・・。

晴天の霹靂とは正にこれだ。

自分にも同じような年齢の子供が3人いるだけに、人事とは思えない。とても残念だ・・・。
ご両親の悲しみは如何ばかりかと思う。

親より子供が先立つとは何という不幸か・・・。
人生をそれなりに生き、寿命を全うしてこそ死を迎えることが出来る。
人生のいまだ1/4も生きてないのにどうして死を迎えられようか・・・。
あ〜！余りにも残酷だ・・・。

アメリカの多発テロ事件でも多くの生命が一瞬のうちに失われた。
予期もしない死は、もう沢山だ・・・。

心からその高校生のご冥福を祈ります。合掌。