風邪の特効薬・・・
2001年11月6日これから寒くなってくると風邪が流行りだす。
風邪にもいろいろあるが、症状のきついのはいわゆる流行性感冒(流感・インフルエンザ)だ。
風邪はウィルスが原因でおこり、そこに二次感染で細菌が悪さをしていろいろな症状を引き起こす。
流感のウィルスはA型、B型などのウィルスがあるが、従来はウィルスに効く薬というのが無かった。
風邪薬というと、専ら、対症療法が主であった。つまり、鼻が詰まったり鼻水が出れば、それを抑える薬を飲み、また、咳が出れば咳を抑える薬を飲み・・・と、症状に応じた治療をするのが一般的な治療であった。抗生物質は、ウィルスには無効で、二次感染に対して処方されているわけだ。
ところが、とうとうこのA型・B型ウィルスによって発症する感冒に有効な薬が開発され、いよいよ販売される。
もともと、1995年にアメリカで合成され、’96年に飲んで吸収されて効果が出る形に改良された。
そして’97年から外国で臨床試験が行われ’99年から30カ国で承認使用されていた。
日本では少し遅れて’98年から治験が始まり、昨年の暮れに承認されている。販売は今年の2月からだったが、時期的に風邪がさほど流行せず使われる機会も少なかったようだ。
従って、この冬はおそらくこの新しい経口抗インフルエンザ剤の出番が多くなるのではなかろうか。
ポイントは発症してから出来るだけ早めにこの薬を飲むことである。具体的には症状が出てから40時間以内。
この薬を朝と夜の二回、5日間飲むことで、ウィルスの増殖が抑えられ、風邪による症状の軽減と罹病期間の短縮が期待できる。
臨床効果のデータを見ると、飲んでから半数以上は3日以内に症状が無くなり、発熱は飲んで2日以内に70%近くが改善している。
インフルエンザのワクチンを打つよりは、インフルエンザの症状が出たら速やかにこの薬を飲む方が理に叶っていると思う。
ただし、インフルエンザウィルスのA型・B型による風邪でなければ効果は期待できないが・・・。
いずれにせよ、かつては風邪に効く薬は無いと言われていたものが、科学の発達でこんな新薬が登場して来たわけで、人間の叡智には感服する。
さぁ、『風邪かな・・・?』と思ったら、出来るだけ早めに病院に走ろう!薬局で買える薬を飲んでごまかしていては、風邪が長引くばかりだ。
早く飲めばそれだけ効果は早く、確実に現れる、ということをお忘れなく。
(あ、でも、この薬は全ての病院・医院にあるとは限りません・・・^^; )
風邪にもいろいろあるが、症状のきついのはいわゆる流行性感冒(流感・インフルエンザ)だ。
風邪はウィルスが原因でおこり、そこに二次感染で細菌が悪さをしていろいろな症状を引き起こす。
流感のウィルスはA型、B型などのウィルスがあるが、従来はウィルスに効く薬というのが無かった。
風邪薬というと、専ら、対症療法が主であった。つまり、鼻が詰まったり鼻水が出れば、それを抑える薬を飲み、また、咳が出れば咳を抑える薬を飲み・・・と、症状に応じた治療をするのが一般的な治療であった。抗生物質は、ウィルスには無効で、二次感染に対して処方されているわけだ。
ところが、とうとうこのA型・B型ウィルスによって発症する感冒に有効な薬が開発され、いよいよ販売される。
もともと、1995年にアメリカで合成され、’96年に飲んで吸収されて効果が出る形に改良された。
そして’97年から外国で臨床試験が行われ’99年から30カ国で承認使用されていた。
日本では少し遅れて’98年から治験が始まり、昨年の暮れに承認されている。販売は今年の2月からだったが、時期的に風邪がさほど流行せず使われる機会も少なかったようだ。
従って、この冬はおそらくこの新しい経口抗インフルエンザ剤の出番が多くなるのではなかろうか。
ポイントは発症してから出来るだけ早めにこの薬を飲むことである。具体的には症状が出てから40時間以内。
この薬を朝と夜の二回、5日間飲むことで、ウィルスの増殖が抑えられ、風邪による症状の軽減と罹病期間の短縮が期待できる。
臨床効果のデータを見ると、飲んでから半数以上は3日以内に症状が無くなり、発熱は飲んで2日以内に70%近くが改善している。
インフルエンザのワクチンを打つよりは、インフルエンザの症状が出たら速やかにこの薬を飲む方が理に叶っていると思う。
ただし、インフルエンザウィルスのA型・B型による風邪でなければ効果は期待できないが・・・。
いずれにせよ、かつては風邪に効く薬は無いと言われていたものが、科学の発達でこんな新薬が登場して来たわけで、人間の叡智には感服する。
さぁ、『風邪かな・・・?』と思ったら、出来るだけ早めに病院に走ろう!薬局で買える薬を飲んでごまかしていては、風邪が長引くばかりだ。
早く飲めばそれだけ効果は早く、確実に現れる、ということをお忘れなく。
(あ、でも、この薬は全ての病院・医院にあるとは限りません・・・^^; )
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