快適な床暖房・・・

2002年2月12日
先週末から連休を利用して、いつもお世話になっている黒姫高原のペンションに泊まり、スキーを楽しんできた。

このペンションを経営するご夫婦とは最初から気が合って、もうかれこれ5年以上前からお世話になっている。

私たちが以前住んでいた奈良のすぐお近くに、このご夫婦も住んでおられたことも奇遇で、おまけに旦那さんは八尾市の方だったので、関西人気質も分かる方でお付き合いしやすい。

感心するのはこのペンションの建物。もともと黒姫高原でペンションとして建てられた物件だが、それを中古として買い取り、ご主人が内装を中心に改装されたという。

一般的な内装工事の手直しや、間取りの改装、さらには結露予防と断熱のための二重窓も、ご主人が全て手作りで工事をされたそうだ。

さらに驚きは全館床暖房。この工事も全てご自分でされたそうだ。お湯を循環させる床暖房だが、寒い雪国でも実に快適。
頭寒足熱の快適さがよく分かる。室温そのものはそれほど高くないが、床が暖かいととても快適なのだ。フローリングだが、スリッパを履きたくない。
スリッパを用意してあるが、誰も履かない。(^^ゞ

温風が出るわけでもないので、室内も乾燥しにくい。スキーでちょっと濡れた小物や、タオル類も部屋の床に置いておくと翌日にはカラッと乾いている。もちろん、床暖房の強弱は各部屋ごとで独立して調節できるようにしてある。

一日中、シーズン中、床暖房が効いている為、屋根に雪が積もらないのは面白い。隣のペンションは重たそうに屋根に雪を乗せているが、このペンションはいつも屋根がすっきりしている。

初めてこのペンションにお邪魔したとき、その快適さの虜になったほどだ。

自分の家を新築する時に、床暖房を考えたが、ランニングコストが高いために断念した。灯油でお湯を沸かせて温水を循環させる方式というのは、一般家庭ではなかなかないようだ。ガスで温水を循環させる方式はあるが、一戸建ての家でその工事をしようとするとかなりの費用がかかる。

このペンションのように、そんなノウハウを心得たご主人がこつこつと作られたそうだが、これを業者に依頼すると約3倍強のコストがかかるそうだ。
因みに、そのペンションは全館(2階建て)でおよそ300万円ほどかかったと言う。

スキー旅行から我が家に帰り、我が家が全館床暖房なら最高なのに・・・(~_~;) と感じるほど、床が暖かいかどうかで体感温度は随分と違うものだとあらためて感じた。

屋外では風が体感温度に影響するが、室内では床の温度が体感温度に影響する。

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