霧とゴルフ・・・

2002年2月28日
雨や雪、風、雷・・・いろいろな気象条件の中でも、霧はやっかいだ。

ゴルフというスポーツでは、雨と風はある程度までは許せる。

しかし、雪が積もればゴルフは不可能だし、雷も人命にかかわるので恐い。

曲者は霧だ。霧は発生する条件さえあればほんとに湧いた様に出現する。見る見るうちに周囲が見えなくなり一面真っ白となる。

ゴルフ場で霧が発生するとやっかいだ。
視界を遮るだけに、プレーに支障が出る。

今日のゴルフは朝からシトシト雨だった。
レインウェアを着て、尚且つ傘も差しながらのプレーだった。
レインウェアだけだとそれほど雨も気にならないが、傘を差すほどになるとやはり雨がうっとうしくなってくる。

それでも自然現象なのだから仕方がない。
我慢しながらも、それなりに楽しくプレーしていた。

ところが、ハーフが終わり昼食を食べていると、外を見ればいつの間にか霧で真っ白となっていた。
かなり霧が深い。

午後からのスタート時間となり、ティグランドに向かった。

ティグランドに立つと、霧のためフェアウェイはほとんど見えない。
初めてのゴルフ場ではないので、ある程度のコースのレイアウトは分かっているからまだいいが、これが全く初めてのコースだとどこにボールを打っていけばいいのかサッパリ分からないだろう・・・。

それでも20メートルも先になると、もう見えないのだから、これでゴルフをするのは酔狂だ。
しかし、キャンセルするでもなく仕方なしにプレーを開始した。

前の組が見えないので、声を掛け合いながらプレーしないと危険だ。もちろん、自分達の後ろの組にも牽制しながらプレーしないと、ボールを打ち込まれる危険もある。

それよりも、自分が打ったボールの行方が見えないのだから困る。
出だしが狙い通りにまっすぐに飛び出せばまだしも、出だしから右や左へと飛び出したボールは、どこに落ちるのか見当もつかない。
打ったあと、とりあえずはボールがあるだろうと思われる辺りを探すしかないのだ・・・。

こんな状況では、正直、ゴルフの面白さは損なわれる。
青空に吸い込まれるような白球の軌跡を見ればスカッとするが、打った瞬間に、ボールはフッと霧の中に消えてしまう。あとは耳を澄ましてボールが落ちる音が聞こえないかと待つしかない・・・。

早く霧が退散して欲しいと願いながらプレーした。
しかし、結局最終ホールまで霧はかかったままだった。雨も降り止まず、さんざんなコンディションの中でのゴルフだった。

ラウンドが無事終わり、本当ならスッキリして帰れる所だが、さすがに今日はゴルフが出来たというものの、もやもやした気分でゴルフ場を後にした。

霧の中のゴルフは御免被りたい・・・。


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