桜が満開となりつつある名張を昼過ぎに出発。こちらの気温は16℃もある。
天気予報では午後から明日にかけては全国的に雨が降るという・・・。

東名阪道で名古屋に近づいた頃から、ポツポツと雨が降り出した。

中央道から長野道に入り、北上しても気温はなかなか下がらない。
この冬、最も気温が低かった聖高原(マイナス10℃)が、10℃もある。たった2ヶ月で気温差が20℃もある計算だ。雨は我々と一緒にずっとついて来ている。

信州中野ICを出たのが午後6時。志賀高原まではそのまま走れば30分で到着する。
腹ごしらえに道路沿いのラーメン屋に立ち寄り、夕食とした。このラーメン屋は我が家全員のお気に入りの店だ。

宿に着いたのが7時前。部屋に案内してもらい寛いだ。温泉があるため、24時間入浴できる。
早速風呂に入った。

部屋に戻り、外を眺めると目の前はゲレンデ。雨が雪の上に吸い込まれている。
夜半過ぎも雨は降り止まず、この調子では明日のスキーは思いやられる・・・。

連れの友人たちも午前0時ごろには全員到着した。
今回は我々以外に4グループだ。
全員の到着を見届けてから就寝。

翌朝、まだ小雨模様だ。
天気予報では午後から回復と報じていた。
雨の中のスキーは面白くないので、雨が上がるまで待つことにした。

午前10時ごろにはほとんど雨が上がった。ゲレンデのコンディションはかなり悪そうだ。
子供たちは早く滑りたいとうずうずしている。
天気は回復傾向なので、スキーウェアに着替え、出かけることにした。

志賀高原は広い。ちょっとでも標高のあるゲレンデに向かった。
霧が出ている。上に行くに連れ、霧が深い。霧が辺り一面を覆い、視界を遮る。しかし、次の瞬間、霧が晴れる。かと思うと、またすぐに霧が視界を覆う。

リフトを乗り継いでかなり上のゲレンデにやって来た。
多勢一緒では収拾がつかないので、それぞれのグループで独立して行動して滑ろうと決めた。
連絡は携帯電話だ。

我々のグループに子供たち5人がついて来た。
最後のリフトから次のゴンドラ乗り場まで移動しようと林間コースを滑ってきた。
途中、立ち止まり確認したら、子供の1人がいない。

他の子供たちも彼がついて来ているところは途中まで確認していたというが、何とも頼りない。
連絡の取り様が無い。
その子の両親に携帯で連絡を入れた。
とりあえずスタート地点に戻ることにした。
まぁ、中学3年の男子だから、そのうち自力で戻るとは思うが・・・。

しかし、自分の泊まっている宿の名前は多分知らない、おまけに、近視なのにメガネが邪魔だからとメガネをしていない・・・というではないか(ーー;)

探すにも探し様が無いので、とにかく滑りながら気をつけるしかない。幸い、昼食代を直前に親が渡していた。
それにしてもこの広いゲレンデで一人の男の子を探すのはまず不可能に近い。どうなることやら・・・。

ゲレンデの雪は雨をたっぷり吸い、気温も高くベトベトだ。
ゲレンデは凹凸があちこちに出来て、ちょっとの斜面ではコブになっている。
気を抜くとスキーがつっかえて転倒につながる。
あまけに霧が深いと、すぐ前しか見えない。
最悪のコンディションだ。霧が晴れた瞬間を狙って滑るしかない。

正午過ぎにようやく霧が晴れて、青空が広がりだした。

・・・・・続く

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