レディスティ・・・

2002年5月23日
ティインググランドにはバックティ、レギュラーティ、レディスティの3種類は必ずある。
この他に、ゴルフ場によってはシニアティ(ゴールドティ)などもあるところもある。

どのティグランドから打つかは、だいたい不文律があり、男性はレギュラーティから、女性はレディスティからというのが一般的である。

レディスティはレギュラーティよりもそのホールのグリーンに近いところに作られる。
男性に比べて、女性ゴルファーはボールが飛ばないというハンディを、せめてスタートのティインググランドでつけましょう、というのがそもそもの狙いである。

男性ゴルファーでも飛ばし屋ゴルファーもいれば、そうでないゴルファーもいる。
一般的には、ホールの距離が長いほど難易度が高くなる。
腕に自信のあるゴルファーは、レギュラーティでは物足りないと、バックティから打つこともある。

同じ事が女性ゴルファーにも言える。つまり、レディスティだと距離が短くて面白くないから、男性と同じレギュラーティからプレーするというものだ。

私の家内は女性ゴルファーとしては飛ばし屋に入る。ティショットはキッチリと当たれば、220〜230ヤード飛ぶ。
家内は私の友人や、仕事関係で男性ゴルファーとラウンドすることが殆どだ。それで、いつしか我々と同じレギュラーティ(ごく稀にはバックティ)からプレーするのが常である。

確かに飛距離的には男性に比べ、多少はハンディがある。それでもスコア的には、一緒にラウンドする男性プレイヤーに勝つことも多い。

家内に言わせると、レディスティは確かにグリーンまでの距離は近いが、逆に打ちづらい事が多いそうだ。取って付けた様な場所に作られているティグランドもある。

それにレディスティから打つ方が易しいとも限らないという。

実は、今日ラウンドした奈良県のUカントリークラブでは、「女性はレディスティから打つこと」と決められていた。スタート室で、レギュラーティから打たせてくれないかと頼んだが、拒否された。

臨機応変に対応できないものなのか?
女性だから・・・という理由だけで、どうしてレディスティなのか?
下手な男性ゴルファーよりは、うちのかみさんの方が間違いなくボールは飛ぶし、上手いのに・・・。

仕方なしに別々のティグランドでラウンドした。
ところが、我々の前の前の組が、プレーが非常に遅い。見ているとミスショットの連発、グリーンでもなかなかホールアウトしない、歩くのも遅い、プレー態度がだらけている・・・。
おかげで各ホール、待たされる。
特に午後からになると、さらにプレーが遅くなり、あるホールでは30分以上も待たされる始末・・・。

気が長いほうだが、さすがにイライラしてきた。
後ろにも当然、待つ組がつかえ出す始末だ。

ゴルフのプレーは、スウィングのリズムだけでなく、プレーそのものにもリズムやテンポがかかわる。
精神的にあせったり、イライラしたりのプレーでは、やはりゴルフへの集中度が違う。

だいたい、平日にゴルフをしているのに、どうしてこんなに時間がかかるのか。
ハーフのラウンドは2時間が目安だが、それが3時間半もかかったのだから・・・。
だいたい、ゴルフ場側が、そのようなスロープレーを咎めないというのも腹が立つ。
レディスティで打つとか打ったらダメとかいう以前の問題ではないか!

レディスティで打たせてもらえない上に、こんなにスロープレーで、今日のゴルフは面白くなかった。
もう二度とこのゴルフ場ではラウンドしたくないと思った。ストレス解消のゴルフが、今日のゴルフはストレスフルで残念だった。

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