昨日の日記で、バンカーショットについて書いた後、読み直していて「こんな風に書いたら、どんな打ち方なんだろう?って知りたくなるなぁ・・・」と思った。

案の定、ある方からネットでご質問が来た。(~_~;)

そこで、どこまで上手く表現でき、その打ち方を伝えることが出来るか分からないが、今日はその打ち方を具体的に書こうと思う。

まず、サンドウェッジのバンス(ソール部分)を使うことが前提となる。
それにはSWのフェースを出来るだけ開かなくてはならない。

もしもフェースを開かずにボールにアドレスしてボールの手前の砂に打ち込んだ場合、直接、リーディングエッジ(フェースの下の刃の部分)が砂に触れてそのまま潜ってしまう。その結果、ヘッドは砂に深く入り、力で振り抜かないと砂をすくい出せない。

ところが、フェースを開けば、リーディングエッジよりもバンス部分が砂に最初に接触する。そしてバンスで砂に深く潜らずに、フェースが抜けるため、ここでボール手前の砂が爆発してボールをバンカーから脱出させる。おまけに、この時、砂を爆発させた直後にフェースがボールにスピンをかけてくれる。

以上の点は基本的知識として理解しておく必要がある。

次に、バンカーからボールを打ち出そうとした時、ボールの手前にヘッドを思い切り打ち込もうという意識があってはダメ。
あくまでも、クラブヘッドの入射角を浅くして、ボールの手前からボールの下の砂をすくうイメージで払い打つようにするのがコツ。

そのためのアドレスがある。
それはハンドダウンのアドレスをとること。つまり、通常のアドレスをまずとったら、両膝を軽く曲げて腰を落として重心を落とすのだ。こうすると、通常のアドレス位置よりも、クラブを持つ手元が低くなる。こうして手元が低くなった分、ボールから少し離れないといけない。

なぜハンドダウンがいいかというと、インパクト時のクラブのライ角が小さい方が、ヘッドが砂に深く潜り込まないからだ。ライ角が大きいとヘッドが上から入りやすく、結果、砂深くに潜り込みやすくなるというわけだ。

実際にアドレスをとる時は、先ず、ボールを飛ばす方向に対して、フェースをそのラインよりも右に向くように開いて構える。スタンスはオープンで構える。当然ながらスウィングはスタンスのラインに沿って上げて振り抜く。
いうならば、フェースの向きとスタンスのラインの中間にボールの飛んでいくラインがある。

このアドレス時に、ハンドダウンのアドレスをとってライ角を小さくしておく。

あとは、距離感だが、砂をどっさりと爆発させるショットではないので、抵抗もなく振り抜けることからも分かるように、アプローチ的な距離感で振り抜けばいいと思う。これは実際にバンカーで何球か、打ってみて感じをつかむ方がいいと思う。
上手くショット出来れば、全く力を入れなくても、普通にスウィングすれば砂の抵抗も軽く、面白いようにピョンとボールが飛び出るはずだ。

バンカーが恐くなくなる。むしろ、深いラフから打つよりもはるかに簡単。
ガードバンカーが恐くなくなれば、グリーンを思い切って責めることも出来るというものだ。

(・・・さて、これでどれくらい言いたいことが正確に伝わっただろう???)


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索