先日、日本プロゴルフ選手権が開催された奈良県のKOMAカントリークラブを、長男の友人のお父さんが昨日ラウンドされた。

お話を聞くと、グリーンがとにかく「凄い」仕上がりになっていて、まだトーナメントの余韻が残っているという。

グリーンは硬くローラーで固められ、びっしりとベント芝が生え、きれいにカットされていて、ボールの転がりがとにかくいいのだそうだ。

アンジュレーションのままにボールが転がり、ピンより上にボールがあるとカップインするのは至難の業だという・・・。

下りのラインでは、ボールにちょっと触れただけでボールは滑らかにす〜っと転がり、下手をするとグリーンから出てしまうそうな・・・(+_+)

私も、だいぶ前になるが、ジャパンメモリアルGCというゴルフ場をラウンドしたことがあり、そこのゴルフ場ではちょっと前にレディストーナメントが行われた後だった。

そこのグリーンも、まさにそんな感じで、とにかくボールの転がりがいいのだ。

トーナメントではグリーンの芝は短くカットされ、ボールの転がりが「速い」のが常である。

通常、我々がプレーするグリーンは、そんなプロのトーナメントのようなグリーンには程遠く、転がりは悪い。

昨日、私のプレーしたゴルフ場は、ベントグリーンであるにもかかわらず、芝目が効いていた。
カップ近くで、ボールの転がりが弱いと芝目でボールの転がりが左右されるのだ。

素直なストレートのラインでも、信じられないような転がりを見せる・・・(-_-;)
どう考えてもそのまま転がればカップインするはずが、くりっと方向が変わってカップインしない。

こんな挙動をボールがするとショックを受ける。

さらに、グリーンにはあちこちボールマークの跡が残っていて、修復されていない・・・。
これはプレーヤーがきちんと直さないからだが、あまりにもマナーが悪いとしかいいようがない。
バンカーなども足跡がそのまま残っているところが多かった。
プレーヤーの品格を疑うが、そんなプレーヤーはゴルフをする資格は無い!

話が逸れた・・・。

トーナメントのグリーンを、一度経験すると、パッティングの面白さが分かる。
プロゴルファーは神経をすり減らして、そのパッティングのラインを読もうと必死になる。
まさに、グリーンキーパーとの闘いである。

パッティングのラインが読め、そのイメージ通りにパッティングが出来て見事にカップインした時の快感は身震いするほどである。
そんなグリーンでいつもプレー出来ればいいなぁと思う。

現実は、グリーンに砂が入れてあったり、エアレーションの穴ぼこがあいていたり、ボールマークの跡があちこち残っていたり、芝がきちんとカットされていなかったり・・・と、ある意味ではプロゴルファーよりもシビアな条件でプレーするのがアマチュアゴルファーだ。

色々なゴルフ場でプレーしていると、見た目は同じように見えるグリーンにも実にいろいろな顔つきがあることが分かってくる。

ゴルフは最終的にボールをカップインしてホールアウトするゲームだけに、グリーンのタッチが良くないと興が冷める。
たった1cmはずれただけでも、それをカップインするのに1打とカウントしなければならないゲームだ。

グリーン上でストレスを感じるようでは、ショットにも悪影響が出てくる。
同じストレスでも、転がりが滑らかなグリーンだと意味が違う。

パターをいくら練習しても、グリーンのタッチが悪いと、その成果が活かされないことだってあるのだ。

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