いわゆるオフィシャルハンディキャップは、男性と女性ではどうやって算出されるのか・・・?と深く考えたこともなかった。

通常、月例会などでラウンドしたスコアを同伴競技者にアテストしてもらい、それをコースに提出すると、大叩きしたホールなどのスコアはハンディに応じてダブルボギーまたはボギーとして計算し直し(これをコントロールされたスコアという)、そのコースのコースレートを減じて、それをもとに更に計算される。

男性の場合は、上級者は月例会でティグランドはバックティを使用するが、中級者や初級者はレギュラーティを使用することが多い。

バックティやレギュラーティの場合はコースレートは算定されているが、レディスティのコースレートが算定されているコースは殆どない。

しかし、女性の場合は、月例会ではティインググランドはレディスティからが殆どだ。
男性に比べて、飛距離のハンディがあるのだから、当然といえば当然だ。
しかし、ハンディ算出の際には、コースレートをレギュラーティなどを使用して算定される為、ある意味では甘いハンディとなる。

この矛盾を解消する為に、来年くらいから、レディスティのコースレートを算定し、厳密にハンディを計算しましょう、という動きがあるそうだ。

これは最近、女性ゴルファーが増えてきてようやく問題になってきたそうだ。
今でこそ、女性ゴルファーの数は多いが、ゴルフが日本で普及し始めた頃は女性ゴルファーは殆どいなかったらしい。

家内は最近は普段のラウンドでレギュラーティからラウンドしているが、たまにレディスコンペに参加すると調子が狂うという。
レディスティからのラウンドとなるため、距離が短く、普段とあまりに景色が異なり、却ってやりにくいと言う。

しかし、コースの距離が短い方が必然的にスコアがまとまりやすくなるのは経験するところだ。
女性の場合は、ティショットでもアマチュアだと200ヤード以上飛ばす人は少ないようだ。
家内などはナイスショットすれば230〜240ヤード飛ばすから、レディスティからだと、ロングホールなどは簡単に2オン出来るホールが多いという。
といっても、攻め方がまずいために短いからいいスコアで上がれるとは限らないようだが・・・。

コース攻略法をもう少し考えれば、短い分、確実にスコアは縮まるはずだ。
普段、レディスティからラウンドしないために裏目に出ているのだと思う。

レギュラーティとレディスティでは、コースレートを算定すれば5〜6前後は違うそうだ。
ということは、現在、家内のハンディは16だから、レディスティからの算定でいけば、10〜11前後ということになる。

確かに、同じティグランドから一緒にラウンドしてグロスで私が負けることも何度かあるのだから、そうかもしれない。
女性でありながら、レギュラーティからいつもラウンドしているということは、男性がいつもバックティからラウンドしていることと同じことだ。
いつも飛距離のハンディを背負いつつレギュラーティからラウンドしているにもかかわらず、男性陣をときに脅かしているのだから、たいしたもんだ。


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