1打の重み・・・

2002年7月16日
ハンディキャップに応じて1打の重みは変わってくる。

厳密に言えば、パー72のコースでも、レギュラーティからラウンドすると、たいていの場合、コースレートは70前後のことが多い。従って、ハンディキャップが36の人が108でラウンドしたとしても、正確にはパープレーした事にはならない。

しかし、話しを簡単にするためにコースレートを無視して考えれば、一応、ハンディ36の人が108でラウンドしても、ハンディ10の人が82でラウンドしても、どちらもネットでは同じ72となる。

ここで、ハンディ36の人の場合、各ホールを全てダブルボギーでホールアウトした時、スコアは108となる。現実にはハンディ36の人の場合は、パーもあればダブルボギーもあるし、トリプルボギーやダブルパー(そのホールのパーの2倍)、またはそれ以上のこともあるだろう。で、上がってみれば100〜115くらいとなるのではなかろうか。

一方、ハンディが少ないプレーヤーほどダブルボギーを叩くことは少なくなる。せいぜいがボギーで納めるわけだ。

ハンディが片手シングルともなれば大変だ。
仮にハンディ3のプレーヤーの場合、ボギーだと18ホール中で3個までしか許されない。もしもトリプルボギーでも叩こうものなら、もう後は全てパーでホールアウトしなければならなくなる。

ハンディキャップとは言い換えれば、ミスの許される個数ともいえる。
だが、同じミス1個にしても、ハンディ36の人の場合は1/36だし、ハンディ10なら1/10だし、ハンディ3なら1/3ということになる。

つまり、同じ1打でもミスの1打の重みは、ハンディキャップが少ないほど重くなるといえる。

OBを出したり、ペナルティを払わないといけなかったりというケースはもっとも避けなくてはならないミスだ。
また、3パットなども非常に勿体ないミスだ。
さらには、アプローチショットのミス、途中のアイアンショットのミス・・・枚挙に暇がないが、その一つ一つがカウントされてスコアが成立する以上は、1打に1球入魂というぐらい真剣に取り組まなければいけない。

アマチュアゴルファーだから、1打の差で賞金額がん百万円も違う・・・なんてことはないから、そこまで深刻に考えなくてもいいのも事実。

ゴルフはその人なりに楽しめばいい。スコアに一喜一憂するもよし。目の覚めるドライバーのナイスショットを追い求めるもよしだ。もちろん、緑のきれいなフィールドで体を動かすだけでもいい。

人それぞれの楽しみ方がある。
ただ、ゴルフとは「上がってなんぼ」というのも動かぬ事実。

私の場合、今年中にハンディをシングルにしたいという強い願望がある。
それだけに、1打の重みがハンディが少なくなるにつれ重く圧し掛かってきている。と同時に、やはりシングルハンディキャップというのは並大抵ではなれないものだと、ひしひしと感じるのである。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索