パッティングの距離感はどうすればつかみやすいだろうか?

たとえば、紙くずをゴミ箱に放り投げる時、ゴミ箱までの距離を実際に測って放り投げたりはしない。
目で見た「感じ」で勝手に手が動く・・・。

パッティングも同じ筈だ。
ボールからカップまでの距離を目で見て、これ位・・・という「感じ」でストロークする。

ボールを転がすパッティングは、手でボールを放り投げるのとはちょっと勝手が違う・・・。
しかし、グリーン上で、カップをめがけて、手でボールを転がすようにしてみると「感じ」はつかみやすい。

ボールがカップに向かって転がる様をイメージしてみよう。
カップまでの距離が遠ければ遠いほど、最初はボールの転がるスピードは速いはずだ。

静止したボールの位置から、カップに向かって転がりだす初速をイメージしてみると、その初速を得る為にパターでどれほどのタッチで転がせばいいかが見えてこないだろうか・・・。

つまり、手順として、まずはボールからカップまでの距離に加えて、グリーンのアンジュレーションなどの情報から、ボールがカップに向かって転がって行く様子を「視覚化」するのだ。

ボールが転がる様が十分に視覚化出来たら、次はそのボールの「初速」をイメージするわけだ。

どれくらいの速さで転がり始めるか・・・?

ここがイメージ出来れば、パターのストロークで、その速さをボールに与えてやる。

このように、「これ位・・・」というような漠然としたイメージではなく、ビジュアライズできるイメージをもってストロークした方が、パッティングのタッチが出るのではないかと思う。

このようなイメージを作るのは右脳の作業だ。
グリーン上のボールの転がる様を注意して見ていると、次第にボールの転がり方がイメージし易くなって来るのは確かだ。

練習グリーンなどでは、パターで打つだけでなく、手を使ってボールを転がす練習も、距離感を養うには役に立つ。その時、ボールの「初速」をしっかりとイメージしながら転がすのがコツだ。

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