昨日の話と関連するが、スウィングで何が大事かというお話・・・。

今までに頭でっかちになるくらいあらゆる雑誌や本を読み、スウィングに関してはそれなりに理論武装できるようにはなった。

グリップやアドレスなどの重要性は勿論だが、肝心のスウィングという部分については、従来、テークバックに始まり、トップ、ダウンスウィング、そしてフィニッシュへとスウィングを分解し、それぞれの部分について、あ〜だ、こ〜だ、と解説している。

しかし、スウィングとはあっという間に終わってしまう一連の動きだから、一つ一つの動作を頭で考える余裕などないのも当然だ。

長男や次男も、最近は大人のクラブを振り回せるようになってきたが、小さい頃からプラスチックのおもちゃのクラブを買い与え、徐々にジュニア用のクラブからレディス用のクラブと体が出来てくるのに合わせてクラブを替えてきた。

スウィングなどは全く教えた事もない。グリップにしても最近はオーバーラップグリップだが、ちょっと前まではベースボールグリップだった。

見よう見まねで、自然に何も考えずにクラブを振っていた。当然ながら、ボールにちゃんと当るようになるのにはそれなりに時間もかかった。

しかし、子供達のスウィングは、ビデオで撮ってスローで見てみても非常に理にかなったきれいなスウィングだ・・・。

つまり、何も考えなくても、人間は自然にクラブを振るためにどうすればいいかが分かるのだ。
理屈で考えるのではなく、自然に任せる・・・。
これがスウィングの極意だと、以前から信じている。

だから、スウィング理論など、形だけにとらわれて学んでも何の役にもたたない。
それよりは、動きそのものを学ばないといけない。

どのようにすれば正しい動き=スウィングになるのか?・・・これが重要だ。

連続素振り・・・この動作は、非常に示唆に富む。
繰り返し繰り返し、連続して素振りをすれば、そのスウィングこそが、自分にとって最も自然で効率のいいスウィングとなる。

素振りのようにスウィング出来れば、スウィングは8割は完成したと思う。
細かい部分の修正はそれからだ。

大切な事は、スウィングのリズム、テンポ、そして滑らかな動きだ。
いつも再現性よくクラブを振れる様になることが、スウィングの確立には必須条件だ。

スウィング中に考える事が少ないほどスウィングは良くなっている。

現在、私はスウィング中に考える事は、切り返しのタイミングだけ・・・。
実は、このポイントは簡単なようで非常に難しい。しかし、スウィングの中で、最も大事な所だと思っている。

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