大地の子
2002年10月20日山崎豊子著「大地の子」のDVD6枚セットを先日購入した。
「大地の子」は文庫本でも4巻の大作だが、その内容は中国残留孤児の問題を絡めた壮大な物語だ。
戦争という悲劇を背景に、親子の愛情や中国と日本という二国間に跨る問題などもテーマの柱にあって、是非とも読んでおくべき本だと思った。
この物語を、NHKが映像化して、テレビでも放映していたそうだが、普段あまりテレビを見ないせいか、全く知らなかった。
しかし、その映像化されたものがビデオまたはDVDで入手できる事を知って、早速買い求めたわけである。
子供達と一緒に見るべきだと思っていたので、長男・次男の学校での試験が終わるのを待ち、今夜その第1巻目のDVDを鑑賞した。
私も家内も既に原作を読んでいるが、子供達は読んでいないため、「大地の子」に接するのはこのDVDが初めてだ。
原作にほぼ忠実に映像化されているが、やはり原作と比べると、若干舌足らずの部分もある。
そういったところは、簡単に口頭で解説補足しつつDVDを鑑賞した。
全6巻のDVDのため、少しずつしか見れないが、やはり原作を読んでいるだけに映像化されたストーリーを見ていて原作が思い起こされる。
感動的なシーンがあちこちにある。家内はティッシュを片手に見入っていた。
戦争という悲劇そのものは、私の世代でも既に未経験だが、このようなストーリーを通じて、戦争の無意味さや悲しさ、馬鹿らしさなどが、より現実的に擬体験できる。
今尚、中国残留孤児の身元が判らない方達が多勢おられる。
さらに、中東では戦争そのものが未だに現実に起こっている・・・。
人類の馬鹿さ加減を少なくとも我々日本人は再認識して、平和の有難さというものを再確認する上でも、この「大地の子」は青少年には必ず読んで(或は見て)欲しいと思う。
「大地の子」は文庫本でも4巻の大作だが、その内容は中国残留孤児の問題を絡めた壮大な物語だ。
戦争という悲劇を背景に、親子の愛情や中国と日本という二国間に跨る問題などもテーマの柱にあって、是非とも読んでおくべき本だと思った。
この物語を、NHKが映像化して、テレビでも放映していたそうだが、普段あまりテレビを見ないせいか、全く知らなかった。
しかし、その映像化されたものがビデオまたはDVDで入手できる事を知って、早速買い求めたわけである。
子供達と一緒に見るべきだと思っていたので、長男・次男の学校での試験が終わるのを待ち、今夜その第1巻目のDVDを鑑賞した。
私も家内も既に原作を読んでいるが、子供達は読んでいないため、「大地の子」に接するのはこのDVDが初めてだ。
原作にほぼ忠実に映像化されているが、やはり原作と比べると、若干舌足らずの部分もある。
そういったところは、簡単に口頭で解説補足しつつDVDを鑑賞した。
全6巻のDVDのため、少しずつしか見れないが、やはり原作を読んでいるだけに映像化されたストーリーを見ていて原作が思い起こされる。
感動的なシーンがあちこちにある。家内はティッシュを片手に見入っていた。
戦争という悲劇そのものは、私の世代でも既に未経験だが、このようなストーリーを通じて、戦争の無意味さや悲しさ、馬鹿らしさなどが、より現実的に擬体験できる。
今尚、中国残留孤児の身元が判らない方達が多勢おられる。
さらに、中東では戦争そのものが未だに現実に起こっている・・・。
人類の馬鹿さ加減を少なくとも我々日本人は再認識して、平和の有難さというものを再確認する上でも、この「大地の子」は青少年には必ず読んで(或は見て)欲しいと思う。
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