道具の相似性・・・

2003年1月17日
道具を使うスポーツ、ゴルフとスキー・・・。
ゴルフはクラブ、スキーはシューズと板。

クラブは厳密にはシャフトとヘッドで構成される。

で、シャフトに相当するのがスキーではシューズ、
ヘッドに相当するのが板。

というのも、スキーのシューズと板を新調し、これまでのシューズと板との性能の差が歴然としている事を経験した。また、去年はゴルフでは、自分のスウィングにぴったりのドライバーが見つかった。

これらのことから、表題のようなテーマがひょこっと出てきた次第・・・。(^^ゞ

ある程度の技術が身に付いてくると、どんなスポーツでも自分の癖、みたいなものがある。いわゆる個性というやつだ。

ゴルフの場合、スウィングが個性である。
スキーの場合、滑るテクニックは勿論だが、その前に体型や関節の動きなどが、個性といえる。

ゴルフの場合、スウィングによってヘッドスピードやスウィングプレーンが微妙に異なる。
そのスウィングにピッタリ合うシャフトがあれば、誰でもそれなりにいいボールが打てるというわけだ。現実的には、ほとんどの人が、どちらかというと、クラブに自分のスウィングを合わせる努力をしている。
しかし、自然なスウィングをして、そのスウィングにぴったりのシャフトなら、苦労なしにクラブがいい仕事をしてくれる道理だ。

クラブのシャフトに相当するのが、スキーではシューズだと思う。足の型にピッタリ合ったシューズなら、自然にまかせて足を動かせば、それがスキーの板に伝わるわけだ。

シャフトがクラブのヘッドを動かすのと同じだ。
シューズの動きが板に伝わり、板が雪面を捉え、思うような滑りが出来る。

例えば、スキーシューズがピッタリと足の型に合っていなければ、シューズの中で足が動く。遊びがある。すると、微妙な足の動きが遊びで干渉され板に伝わらない。それを無理やり動かそうとするから無駄な運動が体に強いられる。疲れやすくなるし、効率も悪い。思うように滑れない。

クラブの場合も、スウィングにピッタリ合っていなければ、スウィングを微妙に調整して合わせにいかなければならない。再現性がない。ちょっとのタイミングの違いで、結果が大きく異なる・・・。

こんな風に考えると、ゴルフクラブでは、シャフトが非常に重要な事に気が付く。
自分のスウィングにぴったり合うシャフトを探すことが肝要だ。ヘッドは二の次でいい。
各メーカーから次々とクラブが開発され謳い文句についつい気がひかれる。しかし、「本当にいいクラブ」とは、その「シャフトが自分のスウィングに合っているクラブ」だと思う。

自分のスィングにはどんなシャフトがピッタリ合うのか?それを見つけるべきだ。
そういう意味では、クラブ工房でじっくりと自分に合うクラブをオリジナルで作るのがベストだと思う。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索