ゴルフは、余程の悪天候でない限りは、プレーするスポーツ。
「自然との闘い」などと形容される、ある意味、シビアな一面を持つスポーツではある。

風も穏やかで、気温も適度で、晴れ間の広がる下でのプレーは最高だ。しかし、いつもそんな好コンディションでプレーが出来るわけではない。

今日のラウンドも、薄暗く、雨がけっこうきつく降り、コースもあちこちにカジュアルウォーターが出来て、非常にコンディションが悪かった。
おまけに、冬場なので芝は枯れて薄くなり、それが雨のために一層ライを悪化させてしまう。

傘が要るほどの雨だったが、傘を差すと、どうも集中できないので、レインウェアだけで頑張った。

だいたい、雨や風がきつい日は、リズムが速くなりがちだ。おまけに、普段よりも力みやすくなる。
おそらく、悪いライが目に入り、潜在意識下で、しっかりと打たないと・・・、と考えるのだろう。

しっかり打つ=力む、ではないのは明白だ。なのに、人間とは意識下ではわかっていても、実際に体を動かす段になると、潜在意識の指令が脳から発令される。

その誤った指令を断ち切り、ゆったりと普段のリズムを取り戻せるかどうかが鍵となる。
これを実行するには、意識下でよほど強力にイメージしないと無理だ。
普段よりも、かなりテンポを落として、スローにスウィングする位でないと、なかなかリズムを矯正する事は出来ない。

今日のラウンドでは、速まったリズムを矯正するのに3ホールくらいを要した。
これが最初のホールからスムーズに実行できるようにならなければならないのだが・・・。

考えてみると、去年は、悪いコンディションでのゴルフがかなり少なかった。
それが今年は3ラウンド中、2ラウンドは悪いコンディションだ。

悪いコンディションでこうしてプレーしていると、リズムの重要性に気がつくし、リズムを修正するための心構えやその術など、いろいろと勉強になる。
フェアウェイ、ラフ、グリーン、バンカー・・・全てが晴れた好条件とは比べられない位に悪い。

悪いコンディションでのラウンドは、プレーするには辛いが、「心」と「技」の両面を鍛錬するにはもってこいだ。

ぬるま湯ではしゃきっとしない。逆境を克服することが必要だ。去年はこの点が欠けていた。

今年は、「逆境の克服」もゴルフの課題に追加しよう。

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