例えばせっかくパーオンしていながら、3パットしてボギーにすることがある。2パットで沈めればパーなのに・・・。

こんなケースはとても勿体ないし、悔しいものだ。

どうして3パットしてしまったのか?
考えられる原因は次のうちどちらかだ。

?バーディ狙いで果敢に攻めてカップをオーバーして、返しのパットがはずれた。

?1stパットがショートして、次の2パット目もはずれた。

?のような場合、バーディを狙わなくても、思った以上にボールが転がりオーバーすることもある。これは強くヒットしすぎた場合と、下り傾斜のようなアンジュレーションでボールが持っていかれる場合である。

?のような場合はその反対に、思うよりもインパクトでストロークが弱まった場合と、上りのアンジュレーションに負けて届かない場合である。

さて、どちらにしても結果は3パットだ。

しかし、同じ3パットをするなら、してはいけない3パットと、してもいい(と言えば語弊があるが・・・)3パットがあると思う。

ほとんどの場合、?のように1stパットがオーバーして3パットの方を選ぶべきだ、と思う。

例外はあるが、1stパットがオーバーするということは、ピンまでは十分に届いているわけで、ラインが合ってさえいれば、多少強めでもカップインする可能性がある。

対して、?のように1stパットがショートしてピンに届かないということは、例えラインが合っていても100%カップインの可能性はないということになる。

3パットを如何に減らすかは、スコアメークの上では非常に重要だ。
1ラウンドで3パットを全くしないようにプレーすることは簡単なようで難しい。

3パットすると、精神的なダメージを伴うものだ。パターが決まらないと、続くティショット、さらには他のショットにまで知らないうちに影響が出てくる。

だから3パットはしてはいけない。
それでも同じするのなら、?のように1stパットでピンをオーバーさせるべきである。
特殊なケース以外は、1stパットでショートさせてはならない。

このように考えると、3パットをとにかくしないようにすることは大事だが、その前に1stパットでピンをオーバーするほどにストロークすることがもっと大事だということになる。

問題は、ピンをオーバーさせるにしても、外れた場合に、返しの2パット目で確実にカップインさせられるような強さでストロークすることだ。

確実にカップイン出来る距離というと、30〜50センチまでだろうか・・・。

つまり、オーバーさせるにしても1メートル以上もオーバーしてしまうとそれを2パット目で沈める確率が低くなる。

カップを中心に、カップよりも向こう側で半径が40センチ前後の半円内にボールを止めておくべきだ。

1stパットでその半円内に止まるような距離感でストロークすれば、3パットは激減するし、逆に1パットで入る可能性も増えることになる。
パーオンしていればバーディだし、ボギーオンの場合はナイスパーが拾えるわけだ。

タイガーウッズのパッティングを見ていると、1stパットがカップに届かないケースは少ない。彼が強いのは、パターが強気なのも理由の一つではなかろうか。

1stパットでカップをオーバーしての3パットならまだ救いがある。もう少しだけ1stパットの距離感が合えばいいだけだから・・・。

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