アマチュアの場合、JGAなどの認定ハンディキャップを取得すると公式競技などで通用する。

ゴルフの技量には個人差があり、それをハンディキャップの導入で同じ土俵で競技できるようにしてあるわけだ。

ハンディキャップのおかげで、ビギナーとシングルプレーヤーが対等に競技できる。これはゴルフというスポーツがスコアを競うものである以上、とても理にかなっている。

アマチュアプレーヤーでも才能と努力で、スクラッチプレーヤーになることも可能だ。ハンディキャップがゼロということは、ほとんどパープレーもしくはアンダーパーでラウンドできる実力のプレーヤーだ。

しかし、上には上がいて、アマチュアプレーヤーでもプラスハンディの方がいる。
ほとんどいつもアンダーパーでラウンドしてくるプレーヤーだ。

アマチュアの場合は、こんなプラスハンディの方と、ハンディ36のプレーヤーがある意味、対等に競技できなくはない。
ハンディキャップのおかげである。

プロゴルファーは認定試験に合格すると、アマチュアゴルファーでなくなる。プロゴルファーにはハンディキャップはない。

プロのトーナメントでは、ハンディなど無く、まさにグロスのストロークプレーである。いかに少ないスコアでラウンドするかが彼らの課題だ。

しかし、プロゴルファーといえども、やはり実力に差がある。
日本に限らず、海外のプロゴルファーでも、だいたい上位にいる選手は決まっている。

アマチュアゴルファーの究極が、プロゴルファーとすれば当然だろう。アマチュアでは片手シングルプレーヤーだと神様みたいな存在に感じるが、それでもプラスハンディの強者がいるのだから・・・。

だとすれば、たとえプロゴルファーといえども、アマチュアゴルファーのようにプラスハンディを設けるのが筋では無かろうかとふと思った。

プロゴルファーの最低基準が、アマチュアゴルファーでいうところのどれくらいのレベルか分からないが・・・。以前、ゴルフ雑誌で読んだ記事に、ジャンボ尾崎プロにハンディキャップを付けるとすれば、「+6」くらいの実力だ、というのを読んだことがある。

このように、プロゴルファーでもその実力に応じてプラスハンディキャップを付けるようにすれば、自ずとそのプロゴルファーの実力も分かるし、また、そのハンディキャップでトーナメントを行えば、プロゴルファーはすべからく同じ土俵で競技できるではないか。

せっかくプロになっても、自分よりも遙かに実力のあるプロのために、シード権が取れずに生活にも困るというプロが多い現状では、よほど天分に恵まれ素質がなければプロゴルファーとして生計を立てることは出来ない。

実力のあるものが常に上位というあまりに厳しい現在のプロゴルファーの世界では、限られたプロしか活躍できない。
プロにハンディ制を導入してアマチュアゴルファーと同じように競技すれば、もっと対等に戦え、接戦となり面白いと思うのだが・・・。

甘いかな・・・?

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索