ホタルのこと・・・
2003年6月16日先週末はゴルフなどの予定も入れておらず、二日間とも夜はホタル鑑賞でしばし浪漫の時を過ごした。
例年、梅雨入りのこの時期、自宅から30分も走らずにホタルの乱舞が見られる場所がある。
土曜日は遊びに来た長男の友人3人も一緒にでかけた。都会に住む彼らにしてみれば、ホタルなどを見る機会はまずない。
日曜には家内の従妹夫婦と一緒にでかけた。
二日間とも、同じ場所で、いつものようにホタルの乱舞を鑑賞できた。30分近くはじっと眺めていた。みんなため息をつきながらホタルの乱舞を飽きもせず眺めていた。
帰宅してからホタルのことを勉強してみた。
世界には2000種類以上のホタルが棲息していること、日本には40種類くらいのホタルが見られること、主なホタルは源氏と平家ホタルだが、源氏ホタルの方が明るく発光すること、そしてホタルが成虫となるまでは水中で貝を食べていること、いったん幼虫の状態から上陸して土のなかで蛹となり、それから成虫となって飛び交うこと、成虫となってからは水だけしか摂らず、1週間ほどの短命であること、源氏ホタルは、卵から幼虫、蛹、そして成虫となる間の全てで発光する種の珍しいホタルであること・・・etc。
知らないことばかりだった。さらに、どうしてホタルが光るのか?何のために光るのか?
オスとメスのどちらが光るのか?・・・etc
オスもメスも光る。ただ、オスの方が光り方は強い。そしてオスは飛びながら光り、メスはじっとしながら光る。オスはメスへの求愛行為として一生懸命に光る。メスはオスに対して存在をアピールするために光る。
オスは飛びながら光るが、せいぜい20分間くらいがスタミナの限度らしい。
時間的には午後7〜8時ごろと、午前1時頃が乱舞のピークだそうである。
ホタルの光る明滅の間隔も、棲息する地域で違うそうだ。西日本のホタルは約2秒、関東は4秒、その間の地域は3秒などといわれる。
その光り方の差は、人間で言えば方言の差ということである。だから、全く違う地域のホタルだと会話が成り立たない、つまり求愛が出来ないそうだ。
さらに、ホタルを呼び寄せるのに懐中電灯や、ライトをつけるといいなどと聞いたことがあるが、これは全くの嘘!
ホタルは光りを忌み嫌う。そんな別の光りはホタルを混乱させるだけだそうである。だから、ホタルを鑑賞する時は、明かりをつけず、その場の自然のままに鑑賞するのがエチケットだ。
実際に月や星の明かり以外、人工的な明かりの無い場所でホタルは乱舞する。真っ暗闇に近いところでたくさんのホタルが飛び交いながら明滅するさまは、幻想的ですらある。
ホタルの求愛行動をそっと眺めさせてもらうのだから、出来るだけ邪魔をすべきではないわけである。
こんな予備知識なしにホタルを見ていた。
ちょっと反省である。
例年、梅雨入りのこの時期、自宅から30分も走らずにホタルの乱舞が見られる場所がある。
土曜日は遊びに来た長男の友人3人も一緒にでかけた。都会に住む彼らにしてみれば、ホタルなどを見る機会はまずない。
日曜には家内の従妹夫婦と一緒にでかけた。
二日間とも、同じ場所で、いつものようにホタルの乱舞を鑑賞できた。30分近くはじっと眺めていた。みんなため息をつきながらホタルの乱舞を飽きもせず眺めていた。
帰宅してからホタルのことを勉強してみた。
世界には2000種類以上のホタルが棲息していること、日本には40種類くらいのホタルが見られること、主なホタルは源氏と平家ホタルだが、源氏ホタルの方が明るく発光すること、そしてホタルが成虫となるまでは水中で貝を食べていること、いったん幼虫の状態から上陸して土のなかで蛹となり、それから成虫となって飛び交うこと、成虫となってからは水だけしか摂らず、1週間ほどの短命であること、源氏ホタルは、卵から幼虫、蛹、そして成虫となる間の全てで発光する種の珍しいホタルであること・・・etc。
知らないことばかりだった。さらに、どうしてホタルが光るのか?何のために光るのか?
オスとメスのどちらが光るのか?・・・etc
オスもメスも光る。ただ、オスの方が光り方は強い。そしてオスは飛びながら光り、メスはじっとしながら光る。オスはメスへの求愛行為として一生懸命に光る。メスはオスに対して存在をアピールするために光る。
オスは飛びながら光るが、せいぜい20分間くらいがスタミナの限度らしい。
時間的には午後7〜8時ごろと、午前1時頃が乱舞のピークだそうである。
ホタルの光る明滅の間隔も、棲息する地域で違うそうだ。西日本のホタルは約2秒、関東は4秒、その間の地域は3秒などといわれる。
その光り方の差は、人間で言えば方言の差ということである。だから、全く違う地域のホタルだと会話が成り立たない、つまり求愛が出来ないそうだ。
さらに、ホタルを呼び寄せるのに懐中電灯や、ライトをつけるといいなどと聞いたことがあるが、これは全くの嘘!
ホタルは光りを忌み嫌う。そんな別の光りはホタルを混乱させるだけだそうである。だから、ホタルを鑑賞する時は、明かりをつけず、その場の自然のままに鑑賞するのがエチケットだ。
実際に月や星の明かり以外、人工的な明かりの無い場所でホタルは乱舞する。真っ暗闇に近いところでたくさんのホタルが飛び交いながら明滅するさまは、幻想的ですらある。
ホタルの求愛行動をそっと眺めさせてもらうのだから、出来るだけ邪魔をすべきではないわけである。
こんな予備知識なしにホタルを見ていた。
ちょっと反省である。
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