わずか2秒足らずで終わってしまうゴルフスウィングを言葉で表現することは実に難しい。

自分自身のスウィングがどのようになっているかを分析するのは簡単なようで困難だ。
主観的なものが客観的なものと同じではない、ということは、自分のスウィングをビデオなどで見るとよく分かる。このことは過去に何度も書いた。

しかし、主観的な部分だけに限れば、自分のスウィングを表現するのはまだ簡単だ。
といって、その主観的な部分を他人に伝えても、それが100%その通り伝わるとは限らない。

骨格や体型の違いがあるように、スウィングは個性的なものだ。
外見的には同じように見えても、実際に全く同じということはあり得ない。

例えば、アドレス時の姿勢、グリップの型、クラブの握り加減、テークバックの始動、スウィングプレーン、トップからの切り返しのタイミング・・・何一つとっても、おそらく完全に同じものはないのではなかろうか・・・。

スウィング理論などといって、さも普遍的にスウィングの動作を微にいり細にいり分析解説しているが、これをそのまま自分のスウィングに当てはめたところで無意味である。
自分なりに十分に咀嚼して理解しなければならない。問題は、それを咀嚼出来ずに消化不良になってしまいやすいということである。

やはり、自分のことは自分が一番知っている。自分で苦労して得たものこそ値打ちがある。
だいたい、スウィングは極論すれば、理屈はいらない。それは子供を見ると分かる。
何も理屈も知らないくせに、プロと変わらないようなスウィングを会得する。
体で自然に覚えた動作が一番理にかなっているということだ。

歩いたり走ったり、自転車に乗ったり・・・そんな動作を理論で解説はしない。
ゴルフのスウィングだって同じ。強いて違いを見つければ、ゴルフのスウィングは非日常的な動作という点か・・・。

どうすれば気持ちよくクラブを振れるか、ということを自分なりに追求すれば自然にいいスウィングに近づいてくる。

理論や理屈は後回しでいい。自分で工夫する方が上達への近道だと思う。

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