先週のアコムインターナショナル初日に倉本選手が日本ツアー新記録の12アンダーを記録した時のパター数が、1ラウンド21パットである。

ボギー無しの12バーディで59(パー71)というとてつもないスコアである。

バーディだったホールのピンまでの距離は、10センチから11メートルまで。

もっと詳しく見ると、最もピンに近かった順に10センチが2ホール・30センチが1ホール・50センチが1ホール・80センチが1ホール・1メートルが1ホール・2メートルが3ホール・7メートルが1ホール・9メートルが1ホール・11メートルが1ホールだった。(週刊ゴルフダイジェストより)

ピンまでの距離が短いほど1パットでカップイン出来る確率が増えるのは当然だ。

倉本選手の場合、カップまでの距離が1メートルまでだったホールが6ホールある。
残りの6ホールは2メートル以上を1パットで沈めている。

ピンまで1メートルまでに寄せるショットを放つ技術もさすがだが、それにも増して2メートル、7メートル、9メートルそして11メートルも離れた距離から1パットでカップインしてバーディを勝ち取ったパッティングはもっと凄い。

初日のこの爆発的な快挙で、結局逃げ切り優勝に結びついた。まさに、パット イズ マネーである。

我々アマチュアゴルファーでも、こんな風にパターが決まれば、スコアはめざましく縮まる。
パーオン出来なくても、ボギーオンなら、12個はパーが拾える計算だ。
普通にプレーしても、18ホール中、パーオンせずに拾ったパーが12個もあれば、それは凄いではないか・・・。

こう考えると、パッティングの重要性を再認識せざるを得ない。
しかも、ドライバーやアイアンショットと違って、パターこそプロレベルの技術に近づける可能性が高い。
にもかかわらず、パターの練習はいい加減ではなかろうか・・・。

練習場でショットの練習に割く時間くらいパターの練習もしなければなるまい。
3パットやそれ以上のパター数が平気で出るようではグリーンの難しさを云々する資格はないかもしれない。

示唆に富んだ倉本選手の記録だった。

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