子供は天才・・・
2003年12月4日この日記にリンクをしてもらってる「不良」さんの日記「子供の目線」を読んで、なるほどねぇ・・・と思う。
子供は大人の小型、ではない。
自分たち大人も、確かに○十年前は子供だった。しかし、精神的に、そして肉体的に成長し大人へと変身してきた。
いろいろな経験という面では、確かに子供たちが大人に及ぶべくもない。全ての面で、大人は子供たちに勝ると思っている。ところが、どうもそうとは限らない。
もちろん、どんなに背伸びしても子供たちが大人に及ばない部分があるのも事実。しかし、「全て」の部分ではない、ということだ。
逆に、大人が子供に及ばないという部分があるのも事実。特に、「感性」という領域では子供たちの方が大人に優るという気がする。
感性とは、本能に通じ、極論すれば理性を働かせたり、計算したりという部分がない。
よく言われるような、「右脳」で行動するのが「感性」ではないかと思う。
子供たちは大人に比べ、純粋だ。考えるより先に行動するといっても過言ではない。しかし、成長するにつれ、次第に「左脳」を使い出し、行動に理性や計算を働かせるようになってくる。
才能がある、とか素質がある、とか言う。この才能あるいは素質というのは、努力だけでは作れない。努力が作用するのは「左脳」で行える領域だ。つまり、「右脳」は本来、各個人に備わったもので、この領域をどれほど使うかはこれまた個体差がある。
そして、右脳を大きく使うほど、左脳では対応できないことを簡単にやってのけることが出来る。つまり、右脳をうまく使える人は、左脳だけを使う人よりもはるかに優れていると言える。
私は自分の子供にスキー、そしてゴルフを小さい時からやらせて、それを確信した。
スキーもゴルフもほとんど何も教えていないし、インストラクターもつけず、見よう見真似で彼らは覚えた。
スキーは雪の上を如何にこけずに、スムーズに滑降するかが目的だし、ゴルフはクラブを使って小さなボールを打ち、如何に遠くにそして狙ったところに正確に飛ばすかが目的だ。
彼らはその「目的」だけは簡単に理解できた。
スキーで滑る上でエッジングや、体重のかけ方、抜き方など理論的な知識はゼロ。
ゴルフでも、最初はグリップからアドレス、スタンス、スウィングの諸々の知識も全くゼロ。
なのに、彼らは「目的」だけを理解し、それを実行している人(上手い人も下手な人も)を見て、真似をしただけ・・・。
当然、最初のうちはスキーでは転びまくり、ゴルフではまともにボールは飛ばない。
しかし、それでもすぐに「コツ」を覚え、次第に形が出来上がっていった。
そして、気が付くと、スキーでは上級者がすべるハードなバーンを転倒せずにしかも格好よく滑るようになった。もう我々のレベルを凌駕し、一緒について滑れない。
ゴルフでは正確性はともかく、スウィングそのものは理にかなったダイナミックなスウィングをし、ビデオで撮影してスロー再生して見ると羨ましいほどのスウィングをしている。実戦のラウンドはまだまだ未熟で、スコア的にはまだまだだが、基本的なスウィングが出来上がっているから、我々のレベルを超えるのは時間の問題だろう・・・。
家族一緒にみんなで楽しめれば、と思って始めさせたスポーツだが、すでに我々大人が教えることはほとんどない。強いて教えることの出来るのは理論的な事柄しかない。が、これとて、彼らがそのうち自然に学ぶだろう・・・。
いやはや、結局、我々大人の出番は全くと言っていいほどなかったのである。なのに、子供は羨ましいほどのレベルに到達してしまう。
「不良」さんの日記に書かれたお話では、子供の目線=ゴールにボールを入れる、という「目的」だけで戦ったチームに勝利の女神が微笑んだわけで、サッカーゲームの基本的な技術を中心に学んだ子供たちは、「目線」すなわち「目的」がずれていたのかもしれない。
子供とはそういう意味ではやはり大人とは違うのだなぁ。目的だけを教えて、好きなようにやらせるというのがいいのかも。大人が手助けできる部分はほんの少ししかないのかも・・・。
と、感じた。
子供は大人の小型、ではない。
自分たち大人も、確かに○十年前は子供だった。しかし、精神的に、そして肉体的に成長し大人へと変身してきた。
いろいろな経験という面では、確かに子供たちが大人に及ぶべくもない。全ての面で、大人は子供たちに勝ると思っている。ところが、どうもそうとは限らない。
もちろん、どんなに背伸びしても子供たちが大人に及ばない部分があるのも事実。しかし、「全て」の部分ではない、ということだ。
逆に、大人が子供に及ばないという部分があるのも事実。特に、「感性」という領域では子供たちの方が大人に優るという気がする。
感性とは、本能に通じ、極論すれば理性を働かせたり、計算したりという部分がない。
よく言われるような、「右脳」で行動するのが「感性」ではないかと思う。
子供たちは大人に比べ、純粋だ。考えるより先に行動するといっても過言ではない。しかし、成長するにつれ、次第に「左脳」を使い出し、行動に理性や計算を働かせるようになってくる。
才能がある、とか素質がある、とか言う。この才能あるいは素質というのは、努力だけでは作れない。努力が作用するのは「左脳」で行える領域だ。つまり、「右脳」は本来、各個人に備わったもので、この領域をどれほど使うかはこれまた個体差がある。
そして、右脳を大きく使うほど、左脳では対応できないことを簡単にやってのけることが出来る。つまり、右脳をうまく使える人は、左脳だけを使う人よりもはるかに優れていると言える。
私は自分の子供にスキー、そしてゴルフを小さい時からやらせて、それを確信した。
スキーもゴルフもほとんど何も教えていないし、インストラクターもつけず、見よう見真似で彼らは覚えた。
スキーは雪の上を如何にこけずに、スムーズに滑降するかが目的だし、ゴルフはクラブを使って小さなボールを打ち、如何に遠くにそして狙ったところに正確に飛ばすかが目的だ。
彼らはその「目的」だけは簡単に理解できた。
スキーで滑る上でエッジングや、体重のかけ方、抜き方など理論的な知識はゼロ。
ゴルフでも、最初はグリップからアドレス、スタンス、スウィングの諸々の知識も全くゼロ。
なのに、彼らは「目的」だけを理解し、それを実行している人(上手い人も下手な人も)を見て、真似をしただけ・・・。
当然、最初のうちはスキーでは転びまくり、ゴルフではまともにボールは飛ばない。
しかし、それでもすぐに「コツ」を覚え、次第に形が出来上がっていった。
そして、気が付くと、スキーでは上級者がすべるハードなバーンを転倒せずにしかも格好よく滑るようになった。もう我々のレベルを凌駕し、一緒について滑れない。
ゴルフでは正確性はともかく、スウィングそのものは理にかなったダイナミックなスウィングをし、ビデオで撮影してスロー再生して見ると羨ましいほどのスウィングをしている。実戦のラウンドはまだまだ未熟で、スコア的にはまだまだだが、基本的なスウィングが出来上がっているから、我々のレベルを超えるのは時間の問題だろう・・・。
家族一緒にみんなで楽しめれば、と思って始めさせたスポーツだが、すでに我々大人が教えることはほとんどない。強いて教えることの出来るのは理論的な事柄しかない。が、これとて、彼らがそのうち自然に学ぶだろう・・・。
いやはや、結局、我々大人の出番は全くと言っていいほどなかったのである。なのに、子供は羨ましいほどのレベルに到達してしまう。
「不良」さんの日記に書かれたお話では、子供の目線=ゴールにボールを入れる、という「目的」だけで戦ったチームに勝利の女神が微笑んだわけで、サッカーゲームの基本的な技術を中心に学んだ子供たちは、「目線」すなわち「目的」がずれていたのかもしれない。
子供とはそういう意味ではやはり大人とは違うのだなぁ。目的だけを教えて、好きなようにやらせるというのがいいのかも。大人が手助けできる部分はほんの少ししかないのかも・・・。
と、感じた。
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