37が49・・・

2003年10月6日
みんなに自慢できる4連続バーディを達成したホームコースの「東コース」。このバーディのおかげでスコアは37。1ボギーと1トリプルが、バーディ4個のおかげでチャラとなり、最終ホールでボギーとしたため1オーバーの37。トリプルがなくて、せめてボギーだったら、1アンダーの35だったのに・・・(^▽^;)

こんなことを考えながら、実は昨日、もう一度同じ「東コース」をラウンドした。

9ホールのうち、ショートホールでは手前の池にボールを放り込み、1ペナで3オンの3パットでトリプル! 前日はパーだったホールだ。

そして、前日はバーディだったミドルホールでは、2打目をガードバンカーに入れ、ここからよもやの大叩き・・・。バンカーから出したボールはピンをオーバーして、さらにグリーン傾斜で止まらずラフへ・・・。
ラフは深く、ざっくりもして気を取り直して打ち直したら今度はトップしてもう一度最初のバンカーへ・・・。結局上がってみたらミドルで10の大叩き・・・。(ノ_-;)ハア…

ホールアウトしたスコアはなんと49だった。
(#/__)/ドテ

まるで内容の異なるゴルフだ。
同じ人間とは思えない・・・。

確かに、このコースはどのホールも難しく、ひとつ間違うとミスが連鎖反応的に生じて、スコアを崩してしまう。

一昨日は、そんなミスがなく、理想に近いゲーム展開でうまくいった典型例。
昨日は、通常のパターンで、ひとつのミスからスコアを崩してしまう典型例。

同じコースでこれだけ違うゴルフとなる。
気象条件は両日とも申し分のない秋晴れ。
プレーヤーもコンディションは同じ。

ゴルフとは、かくも恐いスポーツである。
今日、ホームコースをラウンドして、自分自身のゴルフ史上初の快挙となる「4連続バーディ」を達成した。

ボギースタートのあと、パー・パーと続き、4番ロングで2打目がクリークに捕まり1ペナのトリプルを叩いてしまった。

が、その後、5番ホールから8番ホールまでなんとバーディラッシュ! 一気にスコアをイーブンパーに戻し、最終ホールを迎えた。

最終ホールは437ヤードの軽い打ち上げが続く難ホールで、なかなかパーオンが困難なホールだ。

ティショットはフェアウェイにナイスショット。2打目ピンまで残り220ヤード。レイアップして30ヤード程の残りを3打目勝負とした。そして3打目はピンまで約4メートルほど手前にボギーオン。次のパッティングでパーを狙うも、惜しくもカップにけられてボギーで終了。結局、1オーバーの37でホールアウトした。

今回のバーディは、ピンまで1メートルほど寄ったのが1回で、あとは5メートル前後が2ホール、もう一つは10メートルちょっとと長い。

先日、このDiaryで、倉本選手が素晴らしいバーディラッシュで1ホール12バーディという快挙を達成した話題を取り上げて書いていただけに、ハーフだけだが、4バーディ、それも連続で達成したのには自分でも驚いた。まさか自分がこんな記録を出すなんて思ってもみなかった。(^▽^;)

まったく、ゴルフとは面白いスポーツである。パターが決まるとゴルフの内容は締まってくる。
「終わりよければ・・・」の諺通り、パターが決まると、付随してショットも安定してくるから不思議だ。

これまでの自己最高記録は2連続バーディだった。ゴルフのラウンドを重ねても、なかなか連続でバーディをとるのは難しい。というか、1ラウンドでバーディが1個もない方が多い・・・。それがどうだ・・・。ハーフだけで4個のバーディ。
今回の4連続バーディは全てパーオン1パットでのバーディである。

これからのゴルフ人生でも、おそらくこの記録は破れないだろうと思う。
これまで何度もラウンドしながら、なかなか納得のいくラウンドが出来ず苦渋していたホームコースで快挙を達成し、充分に納得のいくラウンドが出来たので非常に気分がいい。

東コースは「制覇」した気分である。(^-^ )

因みに、西コースは44。こちらはまだまだ納得がいかない・・・。

今日のゴルフをプラスイメージとして取り込み、残る「西」および「南」コースの制覇を目指したい。


毎週飽きずに週刊ゴルフダイジェストを買って読んでいる。
ゴルフ雑誌はいろいろあるが、結局この雑誌に落ち着いた。ゴルフ関連のいろいろな情報が得られる。

どんな雑誌でもスウィング関連の記事は必ず載っている。ある時はそれが役に立つこともあり、逆に迷いを生む原因になることもある。

雑誌に載っているからと、全面的に信じるのは危険だ。もちろん、嘘は書かれていない。
記事の内容を咀嚼してどのように受け止めるかが問題だ。

同じ料理を食べても、ある人には美味しいと感じても、別の人にはまずいと思う人もいるように、受け取り方は個人差があって当然だろう。

私は書かれた記事はほとんど目を通すが、特にスウィング関連の記事はきちんと目を通す。
書かれた内容が参考になることもあるが、自分に取り入れることは少ない。

これだけゴルフをやっていると、よくも悪くもある程度固まった部分がある。いわゆる自己流というやつだ。自分なりの解釈でスウィングの理屈も理解し、どうすればいいかというようなことも頭では分かるようになってきた。(出来る出来ないは別問題だが・・・)

それでも、こうして雑誌に目を通していると、時に重大なヒントを得ることがあるのも事実。

スウィングなんて、結局は変則的でも、再現性よくいいボールが打てればOKだ。見た目で変則的でも、いいボールが打てているということは、肝心な要がしっかりと出来ているからだ。

キラ星のごとく情報過多で、かえってスウィングを窮屈にしてしまっていることだってある。

今週号では、コックとアドレスの2点で、自分のスウィングで参考になるポイントをつかんだ。

たとえば、コック。
コックの方向が云々、という記事だ。今まで私はコックの方向を左手で考えていた。
この記事には「右手」で方向を書いている。

右手・左手の両手でグリップしているのだからどっちでも同じではないか。いや、左手主導でスウィングするのだからやはり左手を基準にするべきだろう。・・・そう、私はどちらかというと左手を主体のスウィングを心がけてきた。

だからコックにしても、左手首に気をつけて自分なりに実行してきた。
しかし、その記事では「右手首」でコックの方向を解説していた。

意識を左手首、または右手首のどちらに持っていくかの差であるが、やってみると自分の体なのに違いが分かる・・・。

正しいコックの使い方は、「利き腕」の右手の手首で意識したほうが自然な感じがした。実際にまだその感覚でスウィングしてボールを打っていないが、素振り用のクラブで体感した感じでは右手首でコックを意識するほうがいいようだ。
早速、練習場で試してみる価値がありそうだ。

もうひとつはアドレスに関するヒント。

アドレスが大事、とはよく聞くが、ただ単にアドレスするだけではダメ。

大事なのは、アドレス時に「骨盤をどうセットするか?」という点。
この点については、いろいろな解説があって、言わんとすることは同じなのだが、その目的とするアドレスに至るまでの手順というか、セットの方法がまちまちに表現されていた。

今回の記事では、「骨盤」に注目して、正しいアドレスの取り方が解説してあった。
これは読んで説得力があった。なるほど、書いてあるように骨盤をセットするとアドレスがしっくりと決まるではないか。
このアドレスはドライバーショットだけでなく、パッティングの時のアドレスにも通じる。

アドレスが重要だということは、ピタッと決まったアドレス姿勢が理解できると体で納得できる。
つい最近まで、私のアドレスは「締まり」がなかった。これからクラブを振り回そうとするのに、大事な基本的な土台たるべきアドレスがいい加減ではナイスショットも出ないだろう・・・。

今週号のゴルフダイジェストは珍しく自分のスウィングにとって久しぶりに参考になる記事が見つかった。

どちらも早く試してみたい。
先週のアコムインターナショナル初日に倉本選手が日本ツアー新記録の12アンダーを記録した時のパター数が、1ラウンド21パットである。

ボギー無しの12バーディで59(パー71)というとてつもないスコアである。

バーディだったホールのピンまでの距離は、10センチから11メートルまで。

もっと詳しく見ると、最もピンに近かった順に10センチが2ホール・30センチが1ホール・50センチが1ホール・80センチが1ホール・1メートルが1ホール・2メートルが3ホール・7メートルが1ホール・9メートルが1ホール・11メートルが1ホールだった。(週刊ゴルフダイジェストより)

ピンまでの距離が短いほど1パットでカップイン出来る確率が増えるのは当然だ。

倉本選手の場合、カップまでの距離が1メートルまでだったホールが6ホールある。
残りの6ホールは2メートル以上を1パットで沈めている。

ピンまで1メートルまでに寄せるショットを放つ技術もさすがだが、それにも増して2メートル、7メートル、9メートルそして11メートルも離れた距離から1パットでカップインしてバーディを勝ち取ったパッティングはもっと凄い。

初日のこの爆発的な快挙で、結局逃げ切り優勝に結びついた。まさに、パット イズ マネーである。

我々アマチュアゴルファーでも、こんな風にパターが決まれば、スコアはめざましく縮まる。
パーオン出来なくても、ボギーオンなら、12個はパーが拾える計算だ。
普通にプレーしても、18ホール中、パーオンせずに拾ったパーが12個もあれば、それは凄いではないか・・・。

こう考えると、パッティングの重要性を再認識せざるを得ない。
しかも、ドライバーやアイアンショットと違って、パターこそプロレベルの技術に近づける可能性が高い。
にもかかわらず、パターの練習はいい加減ではなかろうか・・・。

練習場でショットの練習に割く時間くらいパターの練習もしなければなるまい。
3パットやそれ以上のパター数が平気で出るようではグリーンの難しさを云々する資格はないかもしれない。

示唆に富んだ倉本選手の記録だった。

射程距離・・・

2003年9月29日
シングルプレーヤーとなるための条件はいろいろある。アプローチやパターなどのショートゲームが秀でていることも条件の一つになる。

ドライバーが正確でかつ飛距離も出れば、これもアドバンテージになる。

どんなコースでも通用するシングルプレーヤーの条件として、最近「射程距離」が重要な因子ではないかと思うようになった。

というのは、最近メンバーになったホームコースでラウンドする機会が増えたのだが、どうもこれまでのような80台前半以下のスコアが出ない。レギュラーティからプレーしているにもかかわらずだ・・・。

ただし、このコースはレギュラーティとはいっても、一般的なコースのバックティからと遜色がないくらい距離があるのだが・・・。

コースレートではレギュラーティから71.8。しかし、このコースレートはどうも少なすぎるような気がする。他のもっと短いコースのバックティからのコースレートがこれより高いところをいくつも知っている。

それはともかく、このコースではドライバーショットが240ヤード位しか飛ばないと、ミドルホールのほとんどは180ヤード以上残る。ただし、ピンまでの距離である。グリーンエッジまでなら150ヤードちょっと残っている計算のことが多い。
大きなグリーンで、ピン位置がエッジから10〜40ヤードの範囲で立っている。

エッジから40ヤードも奥にピンが立っているとエッジまで150ヤードでもピンまでは190ヤードという計算になる。

しかも、グリーンはジャックニクラウス設計だけあって、ポテトチップスのようにうねっている。だから、単にグリーンに乗せるだけではだめで、ピン位置を中心にゾーンで狙ってグリーンに乗せなければパターが難しくなる。

さらに、グリーン周辺にはガードバンカーがひしめき、花道から転がすような状況は許してくれないのだ。つまり、きっちりとグリーンのゾーンを狙って乗せるか、さもなければ思い切って手前に刻んで次打で勝負をかけるか、なのだ。

これまでプレーして、たとえ自分なりに納得のいくティショットが打てても、ピンまでの距離が180ヤード前後残ると、これを刻む攻め方は選ばなかった。果敢にグリーンのゾーンを狙う攻め方を選択してしまう。

ところが、その180ヤード前後のアイアンショットがきちんと打てないことが多いため、ガードバンカーにつかまったりするケースが多く、これがさらに次のショットを難しくしてしまい、ボギーで収まらずにダブルボギーを叩いてしまうことが多くなる・・・。

2打目のミスショットがさらに次のミスを誘発するという構図である。
消極的に徹底して刻んで攻める方法をとれば、ボギーでは収まったかもしれない。
しかし、いやしくもシングルプレーヤーを目指すならば、180ヤードまでは「射程距離」にしなければ、と思うのだ。

たとえば、現在の自分は130ヤードくらいまでなら、デッドに狙って打てる自信がある。
しかし、140ヤード、150ヤード、160ヤード・・・と距離が伸びるにつれ、アイアンショットの精度は残念ながら落ちる。

結局は、180ヤードまでなら自信を持って狙える腕が必要だということではなかろうか。
ピンを中心に、せめて2パット圏内に乗せるだけの精度をもって狙えるアイアンショットが打てなければ、ボギーまでで抑えることは難しい。

こう考えると、このホームコースで80前後でラウンドできるのは並大抵ではないと思えてくる。
逆に、他のコースで80前後、時には70台でラウンドできたのは、そんなシビアな条件ではなかったということに他ならない。実際、そんなコースの多くでは、ティショットがそこそこ飛べば2打目で150ヤード以上残るホールは数えるほどしかなかった・・・。

これからの練習課題として、ロングアイアンの精度をアップさせることが必須である。
「射程距離」を今の130ヤードから50ヤードアップさせることはかなりハードなことではあるが、当面の自分の課題として浮かび上がった事実だ。
射程距離が伸びれば自ずからスコアが縮まることは明白だ。
せっかく暑さも和らぎ、秋晴れのもとで3ラウンドに挑戦出来ると考えていたのに、前日から雨が降り続いている。
天気予報を何度見ても一日中雨の予報。

ゴルフ場に集まった面々も心なしかこの雨で元気がない・・・。

レインウェアに身を包み、それでもスタートホールへ。
雨は本降りで、レインウェアだけでは心許ない。傘もさしてのプレーである。

雨のため、ボールの飛びも落ちる。フェアウェイも濡れて重くなり、ドライバーショットで放たれたボールも殆どランもない。

おまけに、芝の養生のため、フェアウェイにはどっさりと砂や小石が撒かれており、よく見るとフェアウェイには芝が本来のような姿ではなくちょろちょろと芝が伸びているような状態だ。ベアーグラウンドに近いようなコンディションだ。これに雨がたっぷりと降り注ぎ、例えフェアウェイにボールがあっても、ボールをクリーンに打つのが難しい。ちょっとでも手前からクラブフェースが入るとダフった状態となりボールは全く飛ばない。
雨足は弱まらず、次第にフェアウェイもあちこちがカジュアルウォーター状態となってきた。

ハーフ9ホールが終わり、そのまま次の9ホールへとスルーで進んだ。
グリーンにも低いところには水溜まりが出来始めた。

18ホールラウンドしてとりあえずは昼食休憩。レインウェアを乾燥機にかけ、レストランへ・・・。

みんなこの悪コンディションで辟易としているようだ。雨が小降りになるのを期待しつつ、食事をとった。

しかし、食事がすんでスタート時刻になっても雨は弱まらず、却って強く降り出す有様。

あきらめてみんな2ラウンド目に突入した。

9ホールが終わりクラブハウスに立ち寄ると、前の組は上がったという。
どうやらあまりにひどいコンディションのため、家内を含む前の組4名はそのままお風呂に入ったらしく姿が見えない。

我々の組で一緒にプレーしていた女性Sさんも、「私もこれで上がります」と言う。
私を含めあと二人の男性CさんとTさんと顔を見合わせ、「どうします?」
で、「行きましょう!」と3人で2ラウンド目の後半に突入した。

相変わらず、雨はいっこうに止まず。しかし、グリーンに溜まっていた水は引いてきた。
フェアウェイはあちこちが水浸し・・・。
そんなコンディションでボールをきれいに打つ練習だと割り切ってプレー続行。

無事、2ラウンド終了。クラブハウスに戻りつつ「どうします?」と相談。
「ここまで来たらやるしかないでしょ!」と意見をまとめ、クラブハウスへ。

係の人に、まだプレーしますからと言うと、「え!?」と半分あきれ顔をされた(^▽^;)
レストランで家内、Sさん、もう一人のRさんが休憩していた。すでにあと二人の男性達はもう帰ったという。
彼女たちに「これから3ラウンド目に行くから」と伝えると、さすがに「え〜!」とあきれられたが・・・。

3ラウンド目に突入。
9ホールのコースを何度もラウンドしているが、あきないもんだ。

5番ホールの途中で家内がカートで連れられてきた。「クラブハウスで待ってても仕方がないから一緒にプレーするわ」と。
キャディバッグを積み込み、これでまた4人でプレー続行である。

ちょうどその頃、コース内のナイター照明が点灯した。いよいよナイターである。

2ラウンド半が終了してクラブハウスに戻る時、正直これで上がってもいいな、と思ったが、家内が「せっかく一緒にプレーしに来たんだからもうハーフ行くでしょ?」の一言で、男性陣は苦笑い。誰も「もう止めましょ」とは言わない。

で、最後の9ホールに突入した。
ナイター照明で、ボールがラフに行くと見つかりにくい。グリーンもラインが読みにくい。
幸いに、雨足が弱まりつつあるのが救いか。

ようやく雨が上がった。傘をささなくていいのが嬉しい。レインウェアはそれでも脱げない。雨は止んだが、今度は気温が低く、脱げないのだ。

そんなこんなで、午後9時半、3ラウンドを無事終了し、クラブハウスへ帰還。
最初からずっと一緒にプレーしたCさん、Tさんと3ラウンド達成を共に喜んだ。

濡れて冷えた体をお風呂で温め、一息ついてクラブハウスをあとにした。

午前7時過ぎから午後9時半まで、食事休憩を除く13時間以上、ゴルフしていた計算である。それもどちらかというと最悪のコンディションの中でだ・・・。

スコアはやはりコンディションが悪かったこともあり、1ラウンド目が51/42、2ラウンド目が45/40、そして3ラウンド目は45/43だった。

最後まで真剣にプレー出来たし、雨の中の悪コンディションでカジュアルウォーターの救済処置以外はあるがままのプレーを心がけ、いろいろと得るところが多かった。

一日3ラウンドプレーは、こんなゴルフ場でなければ達成不可能だと思う。
この先たとえ天候がよくても一日3ラウンドプレーを実現出来る機会は少ないだろう。

(ちょっと常識はずれのこんなプレーに同伴頂いたCさんとTさんにこの場を借りて感謝します。)
ゴルフのプレーはエントリーしてコースを18ホールまわり、これで終了というのが通常のパターンだ。夏のように日が長い時などは、1ラウンドのあと、もうハーフ(9ホール)をプレーすることもある。

以前、真夏の盛りに、自宅近くのパブリックゴルフ場2箇所を、午前と午後でそれぞれ1ラウンドし、都合2ラウンドしたことがあった。

北海道などでは、ゴルフというと一般には途中休憩なしでスルーで18ホールを一気にラウンドするため、午前中にAゴルフ場で、そして午後から場所を変えてBゴルフ場でもう1ラウンドというのもやったことがある。

所詮かなわぬ夢だが、私はかねてから1ヶ月くらい毎日1ラウンドでいいから連日ゴルフをやってみたいと思っている。要するに、「しばらくはゴルフをしたくない」と思えるくらいプレーしたいということなのだが・・・。

自宅から40分ほど車で走ったところに面白いゴルフ場がある。9ホールしかないゴルフ場だ。バックティからだと3152ヤードパー36のコースである。
ここでは、普通、この9ホールを2回ラウンドして6304ヤードパー72となる。

ここは、何度かプレーしたことがある。
フェアウェイはそれほど広くない。トリッキーなホールもある。ある意味、簡単ではない。
バックからのコースレートは18ホールで70.3だ。

練習するには面白いコースだ。たまたま、ネットのゴルフサークルを通じて知り合ったBさんが、ここのメンバーさんで、彼に頼むとエントリーも無理がきき、プレー料金も非常に安くラウンドできる。そんなわけで、けっこうこれまでにBさんにお願いして何度もプレーさせてもらっていた。

このコースはナイター設備があり、日没後もプレーできる。仕事が済んでから、ハーフ9ホールだけをプレーに来られるお客さんも多いと聞く。

早朝も早くからオープンし、午前7時くらいからラウンドすれば、9ホールを時間の許す限り、またコースの許す限り何度もプレーできるわけだ。

そこで、先日、早朝から2ラウンドに挑戦した。夏ということもあり、日没前に2ラウンド(9ホールX4ラウンド)はあっけなく終了・・・。

これに手応えを感じて、近いうちに3ラウンドに挑戦しようと企画した。3ラウンドとなると、当然ながらナイターに突入するのは必至である。

ネットのゴルフ仲間にはゴルフ好きな人ばかり。ただ、土日ではゴルフ場もエントリーが多いため、平日にゴルフ出来る人を探さなければならないが・・・。

そして9月25日(木)に日を決め、「3ラウンドに挑戦」と銘打って参加を募集した。

2組8名が参加となり、昨日ゴルフ場に集結した。

・・・つづく

ゴルフ仲間・・・

2003年9月19日
ネットでゴルフサークルを立ち上げ、ゴルフが好きな人なら腕前を問わず募集した。
管理人は私なので、どうしてもゴルフの舞台は自宅近辺が多い。

現在、男女合わせて40名がメンバーだ。メンバーの居住地は当然関西圏が多いが、西は広島県、兵庫県から、東は神奈川県、埼玉県、宮城県まで分散している。

中心は大阪府・奈良県・京都府・滋賀県・三重県・愛知県・岐阜県・・・。

ネットだからこそ、ここまで広範囲にメンバーが集まってきた。通常のゴルフサークルではあり得ない。

ここのメンバーに共通していることは「ゴルフが大好き」ということ。
メンバーの中には何人か去っていった方もいる。去っていく理由はそれぞれだろう。
ただ、去っていったメンバーは自分から「やめる」と言った人はいない。

こんなサークルを主催していると、管理人として全てのメンバーの状況を把握する必要がある。サークルの和を保つために、サークルに馴染めない方は遠慮してもらうことになる。

サークルのメンバーになりながら、サークルから遠ざかるような挙動が見えるメンバーには、事前にメールを送り、お伺いをたてる。しかし、こんなメールを送っても、それにも返信が頂けない・・・。こうなると、「除名」である。こんなパターンで過去に何名かのメンバーを削除してきた。

サークルが活発に活動すると、メンバー間の親睦も深まり、雰囲気はとてもいい。
ゴルフをする時だけでなく、オフ会でもとても楽しい。性別や年齢を超え、知り合ってからの時間が少ないにもかかわらず、旧知の仲の関係になってしまうから不思議である。

メンバーの職種もいろいろだが、そんな垣根も乗り越えて、みんなとても仲がいい。
メンバーから「このサークルに入ってよかった。いつまでもこのサークルが続きますように・・・」というメッセージを頂いた。
管理人冥利に尽きる。

9月の連休時は、3日間4ラウンドのゴルフを開催した。それぞれに参加できるメンバー数は限られるため、参加したくても我慢してもらわなければならない状況の中、3日間全てに埼玉のTさんは我が家に泊り込んで参加してくれた。
やはり遠方から遥々来られるメンバーさんが最優先だ。このTさんはこれまでに何度も埼玉から三重まで通っている。

関西のメンバーの中にも関東方面でもどこでも距離感なく行動する方が数名いる。
先月は長野県は黒姫高原で集まり、2泊3日のゴルフ&オフ会を楽しんだばかりだ。

ゴルフが大好きで、どこへでも出かけ、楽しく一緒に時間を過ごせる仲間たち。
いつまでも大切にしたい。

ゴルフの実力・・・

2003年9月12日
ゴルフの腕前はアマチュアゴルファーの場合、ハンディキャップがひとつの目安になる。
しかし、ハンディキャップはあくまでも「目安」であって、真の実力を反映しているとは限らない。

コースレートが査定されているゴルフ場では、そのコースの難易度が分かる。
パー72のゴルフ場でも、ティインググラウンドの位置でコースレートは変わる。コースレートに影響する一番の要素はコースの長さだろう。つまり、コースの長いタフなコースほどコースレートは高くなる傾向がある。

それでも、実際にパー72のゴルフ場で、コースレートが72を超えるのは、バックティからとか、かなり距離のあるレギュラーティからの場合で、多くは72未満、いや70未満が多いものだ。

つまり、コースの難易度に係わる要素は一にそのコースの長さだ。次に、コースの各ホールのレイアウトなどだろう。

これまでラウンドした多くのコースで、プレーしたスコアを全て登録し、JGAハンディキャップの算定に準じて出てきたハンディキャップが現在9。曲がりなりにもシングルプレーヤーの仲間入りをしている・・・。

しかし、最近メンバーとなったホームコースは、レギュラーティからプレーするととてもタフなコースで、距離が長い。その上、ホールにはバンカーや池、クリークが実にうまく配置されていて、ミスショットを許してくれない。
さらに、グリーンは非常に大きく、ポテトチップス状態で、ピンの位置によっては単にグリーンに乗せるだけでは簡単に3パット以上してしまう・・・。

レギュラーティからのコースレートは27ホールの組み合わせで微妙に違うが、もっとも高い組み合わせで71.8である。

実はフロントティ(白)があり、通常はここからプレーさせられる。レギュラーティ(緑)からプレーするためには、HC15まで、または4人のHC合計が60までと制約がある。

ミドルホールは平均400ヤード以上、ショートホールも170〜220ヤードと長い。

ティショットが平均240〜250ヤード飛んでも、2打目で、180ヤード前後残るホールが多い。
これまでの多くのゴルフ場ではティショットのあと、2打目ではショートアイアンやせいぜいが、ミドルアイアンが多かった。

ロングアイアンやユーティリティを2打目に使わなければ届かないということが、つらいのだ。ロングアイアンで狙って飛ばせる技術が要求されるわけである。

刻んで3打目勝負を選択するべきか、2打目を果敢に狙うべきか・・・。

メンバーになってからまだ3ラウンドだが、ベストスコアは41。あと42、43。
簡単に45をオーバーしてしまう。

昨日は1ハーフして46・48・47と散々だった。

ティショットから全てのアイアンに至るまで、精度を上げないとなかなかパーは取れないコースである。

ハンディキャップ9といっても、ちょっと本格的なコースではすぐに化けの皮がはがれてしまう。

ある意味、自分に不足しているのが何かを教えてくれた。練習するしかないが、課題が分かった。このコースで40前後で安定してプレーできるようになるのが当面の目標だ。

HID ・・・

2003年9月10日
High Intensity Discharge(高輝度放電ランプ)をご存知だろうか?

車のヘッドライトでやけに白〜青っぽく明るいやつだ。ハロゲンバルブで明るいのもあるが、これとは全く異質の新しいタイプの光源である。

当初、大型トラックなどに標準装備されていたが、最近では乗用車などでも標準装備が進んでいる。

雑誌や噂で、とにかく明るいというのは知っていた。ただ、装置が普通のライトと系統が異なるために、それなりのキットで装着が必要となり、値段も高い。

ハロゲン球を明るいのに簡単に替えるというようなわけにはいかないのだ。

従来のハロゲンバルブはDC12ボルトでフィラメントを発光させているのに対し、HIDシステムはバルブ内の発光カプセルに封入されたキセノンガスと金属ヨウ化物に約20,000ボルトの高電圧を加えることで、カプセル内の電子と金属原子を衝突・放電させ発光するというフィラメントを持たない全く新しいシステムである。

さらに、HIDランプの魅力は光の色だけではなく、消費電力や明るさ、ランプの寿命も今までのランプよりかなり性能が優れている。HIDランプはハロゲンランプに比べ、消費電力は約半分なのに光量は2倍。寿命については約10倍とも言われる。

新しいランクル100には残念ながら標準装備されていなかった。そこで、以前より欲しかったこのHIDランプを取り付けることにした。
このHIDランプの装着経験の豊富なショップに車を持ち込み、1時間ほどで工事完了。
外見からはまったくノーマルと変わらない。

ショップからの帰り、日が沈みちょうど、テスト走行が出来た。
ライトのスイッチをONにすると、パッと閃光が光る感じで点灯。最初はブルーっぽいが、すぐに真っ白な明るさとなった。

「オオーw(*゜o゜*)w!」と驚く明るさである。
従来のハロゲンバルブとは比較にならない。
路面が非常に見やすい。ロービームだけで十分なほどの明るさだ。

対向車には眩しくないのだろうか?と気になる。前方に乗用車がいると、その室内が異様に明るく照らされている・・・。バックミラーで見たら眩しそうである・・・。

光軸そのものはノーマルと変わらないため、正規の状態だが、光軸を少し下げないと眩しそうではないか・・・。問い合わせたら、そうすると車検には通らないという・・・。

理屈で考えると、確かに、光軸そのものは変わったわけではなく、単純に光源そのものが明るくなったため、ライト内面のリフレクターで反射される光そのものが眩しく感じるのだろう。

ライトの光軸を変えるのは車検的には違法でも、現実に走るとなると、やはり多少は光軸を下げないとまずいと思ってしまうほど明るいのだった。

とにかく、夜間走行が非常に楽になり、疲れ方も違う。予想以上に素晴らしい光源である。

禁煙宣言・・・

2003年9月8日
私は一日30本前後タバコを吸う。タバコといってもリトルシガー(キャプテンブラックという銘柄)だ。

紙巻から葉巻に替えてかれこれ6年近くになる。香りがいいのと、タバコよりも美味しい。

最近は嫌煙権がうるさくて、いつでもどこでもタバコを吸うという自由さはなくなってきた。
確かに、吸わない人にとってはタバコの煙は迷惑だ。かくいう私も、人の吸うタバコの煙は嫌いである。通勤の特急では絶対に禁煙車に乗る。

しかし、車で移動するときは、窓を開け換気を十分にしながらタバコを吸ってきた。

今回、車を買い換えて、この機会に車に乗っているときはタバコを吸わないようにすることに決めた。子供たちは大喜びである。

家族でスキーなどに出かけたりする時、タバコを吸うために換気しようと窓を少し開けたりすると、寒気が入り込み、寒い。夏は夏で、暑い。おまけに、タバコの灰が微妙に飛んで、車の中が汚くなる。

新車には独特の新車の香りがある。タバコを吸うとその香りもすぐに消えてしまう。

それなら、と車の中では禁煙にしようと宣言した。家内も喫煙するが私に賛同した。夫婦そろっての車内禁煙宣言である。

運転していると、時と場合によってはタバコを吸いたくなるものだ。しかし、タバコを吸うことは半分は習慣的なものだから、意志の力でコントロールすることも出来るはず。

どうしてもタバコが吸いたくなったら、車を止めて、車外に出て喫煙する事にした。

思ったとおり、最初は不安だったが、いざ実行してみると運転中や車に乗っていても苦痛はない。

現実には飛行機ではすでに禁煙が当たり前になっている。それを考えるとずっとマシというものだ。

車でタバコを吸わないようにすると、灰皿も物入れに使えるし、灰が飛び散ったりして汚れることもないし、給油のたびに灰皿掃除をせずに済むし、車の中が臭くならないし、第一、喫煙本数が減って健康上もいい。

禁煙にすることのデメリットは何一つないのだから、このままずっと実行しようと思っている。
とうとう、待ちに待ったランクル100が今日の朝一番で納車となった。

かれこれ18年ほど前に、ランクル60に乗り、紀伊半島の林道を毎週末に走り回ってキャンプしたのを思い出す。
4年ほどこのランクル60をいろいろと改造し、日常の足として、また週末のキャンプにと大活躍だった。

その後は乗用車やワンボックスカー、キャンピングカーなどと車遍歴が移ろい、最近はオールマイティの車としてランクルプラドが活躍していた。

スキーやゴルフ、キャンプ、そして日常の足として走りに走り、2年と2ヶ月で7万8千キロもメーターが回ってしまった。

ひょんなことから、ランクルプラドを乗り換える話がとんとんと進み、やはりというべきか、ランクル60の現代版のランクル100に決定してしまった。

四駆が好きな人なら誰でも知っているランクル。そしてランクルの中でも最も大きな100。
ご存知のように、ランクル100は盗難にあう危険性の最も高い車である。海外でも人気だ。

人気があるのも当然。頑丈で実際にいろいろなシチュエーションでオールマイティに使える車だからだ。

トヨタのディーラーでも、なかなか実車を展示しているところは少ない。もちろん、普通だと試乗すら出来ない。

しかし、現物を見なくても、その良さは、かつてランクル60に乗っていたからよく分かる。

ディーラーの担当の人とも話が進み、契約はあっという間だった(^▽^;)

午前8時半。ピカピカのランクル100が納車となった。
簡単に説明を受け、早速試乗に出かけた。

先ずは奈良の友人Kさん宅を訪問。Kさんは、かつて私が乗っていたのと全く同じランクル60に私とほぼ同じ頃から乗り始め、未だに大事に乗り続けているランクル60フリークである。
彼に先ずは私のランクル100を見せたかった。やはり、ランクルの良さを誰よりも理解している御仁だから・・・。

Kさん宅に着いて、家からKさんファミリーが玄関から顔を出し「w(゜o゜)wワオ!!」と驚く。
車を替えたことは内緒で訪問したのだから当然ながら驚かれた(^^)/

家に上がらずに、車に乗ってもらい、みんなで近くに試乗に出かけた。もちろん、Kさんにハンドルを握ってもらう。

Kさんはいたく感動されたみたい(^_-)
そりゃそうでしょう!私だって、名張から奈良のKさん宅まで一般道、高速道と運転しながら、非常に感動したのだから。

とにかく「静か」。そして「パワフル」。
非常に運転しやすいのだ。乗り心地もプラドとはひと味違う。
内装にしてもぐんとゴージャス。

ランクル60は名車だし、とてもいい車なのは重々わかるが、ランクル100はその60の良さを継承しつつ、究極まで昇華させた良さがある。

Kさんも奥さんも子供さん達もみんな「いいなぁ!」と合唱してた(^_^)v

またKさんファミリーとランクルを連ねてキャンプやスキーに出かけるのが楽しみだ。
かつてのランクル60では楽しい思い出がいっぱいある。どの車にもそれなりの思い出があるが、今度のランクル100だとこれまで以上にもっと楽しい思い出が作れそうである。
昨日のDiaryで、ゴルフの分析を紹介した。
早速、サークルの仲間で埼玉のTさんから、面白い指摘を受けた。(詳細は私のHPの掲示板参照)

要するに、パー3,4,5の各ホールで、トリプルボギー以上を叩く確率でプレーヤーを比較する、というものだ。

私の場合、それぞれ2.4%−3.3%−4.8%だった。ついでにダボを叩く確率を調べると、それぞれ8.3% 11.4% 10.7% だった。

つまり、ダボ以上を叩く確率は、ショートで11.7%,ミドルで14.7%,ロングで15.5%となっていた。

自分の意識の中では、ミドルホールが悪いように思っていたし、ロングホールはむしろ得意だと思っていたが、意外だった・・・。

私のレベルでスコアメイク上大事なことは、いかにボギー以上を叩かないようにするかということである。

因みにボギーセーブ率を見てみると、ショート89.3% 、ミドル85.2% 、ロング84.5%だ。
確かに、ミドルよりロングホールの方が、セーブ率が悪い。

ショートホールではほぼ9割方ボギーで抑えているが、ミドルさらにロングとなるほどその確率が下がり、ダボ以上の大叩きの確率も比例して高いことが分かる。

ふ〜む・・・。ミドルホールとロングホールでのボギーセーブ率をショートホール並みに引き上げ、さらにダボ以上を叩かないようなコース攻略を考えないといけないということか・・・。

ゴルフとはミスが当たり前のスポーツ。ここで、そのミスを最小限に抑え、限りなくパーに近づけるような攻略法が求められる。

ミドルホール、ロングホールで、どうしてダボ以上を叩く確率が高いのかを反省しなければならない。
とりあえずは、明日のラウンドでこの点に気をつけてプレーしてみよう。

T氏の面白い指摘は、スコアメイク上、いろいろな示唆に富み興味深い。ありがとう(^^)/感謝である。


パーオン率 42.78%
ボギーオン率 86.39%
パーセーブ率 50.56%
バーディー奪取率 4.44%
FWキープ率 54.29%
平均パット 1.8917

最近3ヶ月の私のゴルフ実績を分析した結果である。過去にラウンドしたスコアを全て登録すると自動的に1週間単位で計算されてこのような数字が出てくる。

過去のデータと比較すると、自分の実力の流れがよく分かる。弱点も見えてくる。

個人データではあるが、同じゴルフ仲間や、他のプレーヤーとを比較することも出来る。

私が管理人で開いているゴルフサークルがある。このメンバーのトッププレーヤーであるSさんはオフィシャルハンディキャップが6のシングルプレーヤーだ。サークルでのHCは私が9、Sさんは5である。

Sさんのデータと並べてみよう。

パーオン率     42.78%   56.11%
ボギーオン率    86.39%   93.61%
パーセーブ率    50.56%   61.94%
バーディー奪取率  4.44%    8.33%
平均パット     1.8917   1.8556

すべてにおいて、私のデータをSさんは凌駕している。
ティショットからアイアンショット、アプローチショットそしてパッティングの全てがワンランク上ということだ・・・。

HCで4つの差は数字で見ても歴然としている。HCを1つ縮めることは並大抵ではないが、頑張ろう。

スキーシーズンでいつもお世話になっているペンションが黒姫にある。マスター夫婦と仲良くなり、スキーシーズン以外でも何度かお邪魔している。

今月初めにはハーレーに乗る仲間達とこのペンションにツーリングで押しかけたばかりだ。

先週末は今度はゴルフ仲間とここに押しかけた。気のおけない仲間達に声をかけ、埼玉から家族6人でTさんが、川崎市からは家族3人でKさんが、滋賀からはご夫婦でCさんが、大阪からは家族3人でYさんが、そして京都と奈良からそれぞれ単独でKさん、Tさんが。これに我が家から次男と長女、家内の4人で押しかけたのである。

ペンションは当然ながら貸し切り。
気兼ねなく別荘のようにペンションをゴルフ仲間とその家族で占領。

川崎のKさんファミリー以外は、全員が金曜のうちにペンションに到着。そう、土曜に早速ゴルフをするのである。

妙高高原ゴルフ倶楽部を土曜、日曜の二日間にわたりエントリーしていた。

避暑地のゴルフ場、のはずが、両日ともとてもいい天気に恵まれ暑かった。

土曜日は2組だけでプレー。ゴルフサークルのメンバーの面々を組み合わせた。ただ、埼玉のTさんの奥さんが5年ぶりにゴルフをされるとあって、私たち夫婦とTさんご夫妻とでラウンドしてもらった。久しぶりのゴルフだし、せっかくのゴルフだからスコアなんかよりもゴルフの楽しさを思い出してもらわないといけない。

最初のうちは奥さんもかなり緊張されていたようだが、次第に緊張もとれてきて、ティショットもナイスショットが何度か出るようになった。アプローチやパッティングなどは、かつてゴルフをされていただけあって、いい感じだった。

2日目は、Tさんご夫妻はお子さん達4人と、大阪からのYさんの子供さんを預かり、戸隠の忍者村などを観光された。

滋賀からのCさんの奥さんは、黒姫や妙高の山をスケッチに山登りされた。

そして我が家の長女、次男それに川崎からのKさんファミリー全員が加わり、3組でラウンドとなった。

初心者がそれぞれの組に混じり、プレーした。

ゴルフ組も、そうでない組も各自それぞれに黒姫を楽しんだようだ。

土曜の夜は、ペンションのテラスで涼みながらお酒を飲みながら歓談。
子供達は、ここのペンションがもともとキッズペンションだけに子供専用のプレールームがあるため、そこでテレビを見たり、ゲームをしたりと楽しんでいた。

今回の試みは初めてだったが、みんな満足してくれた。来年もまたやりたいねぇ、と意見が一致。これは恒例の行事になりそうな予感だ。

気心の知れた仲間達と、こんな避暑地に集まりゴルフを一緒に楽しみ、しかも家族も同伴して遊べるのはなかなか乙なものである。
自宅から40分ほど走ったところに9ホールだけで構成されたゴルフ場がある。ちゃんとした練習場もあり、コースのメンテもしっかりとしたゴルフ場だ。ナイター設備もある。

9ホールだけをラウンドするもよし、これを2回ラウンドして18ホール1ラウンドとするもよし。極端に言うと、9ホール単位で、時間の許す限りラウンド出来る。

もちろん、9ホールでパー36。コースレートもバックティからだと70.4ある。
各ホールとも、決して広いフェアウェイではなく、グリーンも易しくない。しっかりとしたコース攻略を要求される。

このコースを昨日ラウンドした。
朝からあいにくの雨である・・・。
午前7時15分のスタートで2組7名でプレーした。

雨が夜から降り続いているため、フェアウェイでもボールをきっちりと捕まえないとすぐに結果に反映する。誤魔化しが効かない。
ラフにボールが入ると、ラフの抵抗が普通以上に大きく、クラブ選択を慎重にしなければボールも飛ばない。

最初の9ホールは、アイアンショットのミスが目立ち、46を叩いた。ボールの少し手前からクラブが入ってしまうと大きなダフりとなる。

40分の休憩をはさみ、次の9ホールはその点に注意してプレーした。要するにきちんとダウンブローで打たないといけない。
ダウンブローの意識をより強く持ちスウィングしたところ、ボールがきっちりと捕まりだした。

これでスコアは39だ。(^_^)
同じコースを同じティ、同じピン位置でプレーして、ティショットは大きなミスはなく、アイアンショットやアプローチショットのミスが減っただけでスコア的には大きく違う。

ここで昼食。
普通はこれで1ラウンドだから、終了となるのだが、今回は2ラウンドプレーしようと話し合っていた。雨が降っているが誰も帰ろうと言わない。誰もが各自、それなりに納得のいかないゴルフをしているようだ(^_^;)
雨は全然止む気配なし・・・。

2ラウンド目の前半は43だった。
9ホールプレーして、クラブハウスに戻ると、7人中4人が「もうこれで上がる」と・・・。

結局、残り3人でもうハーフをプレーした。

さすがに雨のため、プレーする人は少ない。
前には誰もプレーしていなかった。

途中で1組プレーしている組に追いつき、先に行かせてもらう。

最後の9ホールは40でホールアウト。

9ホールを4回ラウンドし、OBは最後の9ホールの8番ミドルのティショットだけだった。

雨の中のプレーはショットのタイミングが早くなったり、力みが入ったりで、おまけに芝も濡れて通常の晴れのコンディションよりは難しくなる。
同じゴルフをするなら、やはり晴れたコンディションのいい時にプレーするのが楽しいのは間違いない。

しかし、このような雨の中でのプレーは、それだけに自分のゴルフの技術を試すには格好の場となる。
グリーンやフェアウェイが水浸しになるようなコンディションではゴルフにならないが・・・。

2ラウンドの最終ホールあたりで、ようやく雨が上がってきた。涼しくなり、本当ならこのままさらに9ホールラウンドしたい、という気持ちだった。

今回は、当初から2ラウンドしようと決めてプレーしていたため、これで終了した。
ナイタープレーが可能なゴルフ場なので、実際にその気になれば3ラウンドは可能だ。

次回は3ラウンドプレーに挑戦しようかな( ̄ー ̄)ニヤリッ
昨日、家内とメンバーになったゴルフ場をプレーしてきた。
午前8時15分スタート。業者の方が一人一緒にラウンドに付き合ってくれたので3人でプレー。

平日なので空いていた。暑かったが順調にラウンドできた。途中、40分の休憩を挟み、後半をラウンド。

18ホールを上がって、クラブハウスに戻るとまだ13時過ぎだった。

汗をたっぷりとかいたので、お風呂へ。
ここのゴルフ場のお風呂は小さいながらも露天風呂、サウナ風呂、水風呂もある。

汗を流し、露天風呂へ。誰も入浴していない。
冬とは違うため、長湯はできない。

露天風呂を上がり、火照った体を冷やそうと、今度は水風呂に入った。
最初は飛び上がるほどの冷たさだったが、じっと我慢していると体が慣れてきて冷たさを感じなくなった。逆に心地よさが・・・。

5分ほど水風呂に浸かり、風呂を上がると、汗も出ないし、体がしゃきっとしてとても気持ちがいい。ふ〜む、水風呂って、こんな暑い夏のゴルフの後には最高だなぁ・・・と感心した。

レストランで3人でお茶を飲んだ。
業者の方は、水風呂に入らなかったので、汗がほとばしり出ている。せっかくお風呂に入ったのに暑い、暑いと汗を拭き拭き、団扇で扇いでいる。

2時過ぎにゴルフ場を後にして自宅へ。
車の中もエアコンが効いて涼しいが、水風呂の効果のせいか、体が軽い。
これならあとハーフ出来たのに・・・と思う。

家内が「薄暮にでも行ったら?」と一言。
「お!そうか、その手があったか!」
「今から帰ったら薄暮に間に合うよなぁ。行く?」と尋ねた。
「え!?ほんまに行くの?冗談でしょ?(^_^;)」と家内。
「いや、本気やで。行くぞ。」
「・・・(^_^;) 私は遠慮しとくわ。お一人でどうぞ・・・」

3時に帰宅して、すぐに着替え、ゴルフ場に電話した。
一番近いゴルフ場が空いていた。
3時20分には、一人でティグラウンドに立っていた。

これまで全くの一人だけでプレーしたことなどなかった。
前にも後ろにも誰もいない。
何だか、すごく贅沢な気分になる。

青ティからティショット。最初のホールはパーでホールアウト。

2番ホール。ティショットをOB。打ち直したら反対方向へまたOB・・・。
カートに乗って、ティショットが飛んでたらこの辺り・・・というフェアウェイにボールをドロップしてアイアンで残り160ヤードを打った。グリーンの右にはずれ、アプローチで寄せて2パット。

3番ホール。2打目から打ち下ろし。グリーンを見ると先行の4人組がいた。
こちらは一人だからこれじゃ、すぐに追いついてしまう。彼らがホールアウトした後、2打目でグリーンを捉え、2パットのパー。
いい調子。

でも先行組がいるからと、グリーンサイドでアプローチの練習をしたり、パッティングの練習をしたりして時間をつぶした。

すると私の後から今度は2人組がやって来た。
急いでグリーンを空けて次のティグラウンドへ。

先行組はもう見えなかった。
ここでもティショットはナイスショット。2打目地点に行くと、3打目地点あたりにまだ前の組がいた。

私の後ろの組も二人だからすぐに追いついてくる。

急いでも仕方がないので、意識的に前の組とは距離をあけてついていくことにした。

待っている間に、スウィングチェックやコース攻略などたっぷりと考える時間もある。

一人なので話しかける相手もいない。
しかし、本来、ゴルフとはこんなスポーツだったはず・・・。
全く、自分ひとりで、自分の責任においてプレーしていく。

ゴルフの原点に触れたような気がした。

人に見せるプレーをするのでもなく、人のプレーを見るのでもなく、今、このホールをプレーしているのは「私一人」なのだ・・・。

たまたま、普段のゴルフでは、同伴競技者たちと同じホールをプレーしているに過ぎない。
と言って、全く一人でプレーしても、同伴競技者たちとプレーしても、することは何ら変わりはない。

しかし、ゴルフに対するプレーが完全に同じかと言えば、何か違う点があるような気もする。

同伴競技者とプレーする時は、どうしても彼らのプレーやその他の言動が耳に入り、目に入る。それが自分のペースを乱すこともある。同伴競技者同士が、多かれ少なかれ相互に影響を及ぼしている。

こうして全く一人でプレーすると、それらの雑念がゼロである。
なるほど・・・「無」になるとは、こういうことなのかもしれない・・・。

事実、淡々とプレーしてきたプレー内容を振り返ると、ミスらしいミスは2番ホールのティショットのOBくらいだ。あとはかなりいいショット、いいアプローチ、いいパッティングが出来ている・・・。

バーディはなかったが、ボギーが1個。あとはずべてパー。
スコアカードは持たずにプレーしたが、ゴルフの内容はいい。

9ホール目をホールアウトして、とても爽やかな気分だった。
9ホールの間、ゴルフのこと以外、自分のプレーのこと以外、何も考えなかった。集中出来ていた。

ひょんなことで、9ホール薄暮プレーを全くの一人でラウンドしたことで、ゴルフの奥深さを一つ勉強できた。素晴らしい経験である。

チャンスがあれば、是非、一度、「一人プレー」をやってみることを薦めたい。

普段はキッズペンションというだけに、このペンションのお客さんはまず子供連れがほとんどである。

私も子供たちが小さい頃、スキーを子供たちに始めさせた時に見つけたペンションなのだ。

オーナー夫婦にもK君という可愛い男の子がいる。うちの長男や次男とはかれこれ8年くらい前からのお付き合いだ。
彼らは歳の差を超えて毎年スキーの時や、それ以外にここ黒姫にお邪魔した時に仲良く遊んでいる。

こんなペンションだが、今回は我々ライダーのために貸切にしてくれた。もっとも、こんなおじさんたちがハーレーなどでやってきた日に、子供連れのお客さんが泊まっていれば、逆に迷惑だけど・・・(^_^;)

いつものように美味しい手料理を作って頂き、食後には平家ボタルを見に、車で10分ほど走ったところへ案内してもらった。
ファミリーでホタルの舞を鑑賞するのは絵になるが、おっさんたちだけでぞろぞろホタル鑑賞なので、ホタルたちも戸惑ったに違いない。

帰ってからはさすがに長距離ツーリングで疲れたのか、M君は9時には「お先に」と休んだ。
それに続いて他のメンバーたちも10時までには部屋に・・・。

私と家内はオーナー夫婦と11時過ぎまで歓談した。長男はここのK君と一緒にテレビを見たりゲームをしたりして遊んでいた。

翌朝は、名物の自家製焼きたてパンをご馳走になった。
朝食後はゆっくりと準備し、9時過ぎに出発。

帰りは、豊科ICまでずっと下道で走ることにした。
戸隠から白馬方面に抜け、豊科まで南下するのだ。信州の一般道は周囲にアルプスが見渡せ、標高も高いため、爽やかで気持ちがいい。

豊科ICに入る前に昼食。

高速に入れば、あとはひたすら高速道で帰るのみである。

例によって、私が先頭を走り、適度なペースで飛ばす。一定速度で走るのは車も同じで眠気が来る。

中央道ももう少しで終わり、という頃、長男から無線で「スピードが出なくなった!」と緊急連絡。

慎重に路肩に止めて、チェックしてみると、なんとガス欠である。

車だと高速道路上でガス欠になったら大変である。
バイクはこんな時、まだ走れるのだ。

ガソリンコックをノーマル状態からレスキューレベルにひねってやる。こうすると予備タンクのガソリンで走れるわけだ。

長男のバイクのタンクが満タンで何リットル入るのかが分からない。走行距離からすると満タンにしてすでに200キロ走っていた。

次のSAまで30キロ弱ある・・・。予備タンクだけでは不安である。
そこで私と長男はすぐ次のICでいったん下りて、ガソリンを満タンにしてからSAに向かうことにした。

こうして町のガソリンスタンドで満タンにしたところ9リットル弱入った。
どうやら満タンで10リットルのタンクのようだ。

我々ハーレーと同じペースで満タンにしていたために、早くガソリンがなくなったようである。

満タンにして皆の待つSAに向かった。

バイクのガス欠は一度は経験する。 普通のバイクには燃料計もついてないため、燃費から逆算して走行距離で満タンにするタイミングをつかまざるを得ない。

今回のこのガス欠で、長男のバイクの航続距離も分かったし、満タンにするタイミングもつかめた。

先週末、ハーレー乗りの仲間たちと黒姫まで1泊2日のツーリングにでかけた。

全員がハーレーではない。友人の二人は1台が400CCのネイキッド、もう1台は1300CCのレーサーレプリカだ。そしていつもはハーレーに乗っているが、今回は娘さんが同行するために乗用車で行くことになったKさん。
私の長男はまだ中型免許しかないため、400CCのアメリカンバイクだ。
ハーレーは5台。

名阪国道の関IC近くのドライブインで集合。
レーサーレプリカのM君が、西宮名塩からで一番遠い。そのため、途中の渋滞に巻き込まれ、約30分ほど集合時刻に遅刻した。

黒姫までは高速道路をずっと走って行けば早く着ける。しかし、バイクのツーリングは、早く着くことが目的ではない。道中の走りを楽しむことが大きな目的だ。

先頭を私が走り、バイク仲間がこれに続き、最後をKさんの車で固めて出発した。

8月になり、急に夏らしい天気となった。気温もどんどん上がるだろう。

西名阪道から東名阪道、そして名古屋高速から名神高速に乗り継ぎ、中央道へと順調に走った。中央道に入ってすぐの内津峠SAで最初の休憩。

太陽も照りつけ、走っていてもヘルメットの中は汗がにじむ。おまけに股下には一番の熱源のエンジンがあるから、その熱がやけに熱い。

休憩のたびに涼を求め、汗を拭き、水分補給をする。車と違い、タバコは吸いながら運転は出来ないから、休憩のたびに吸うタバコがまた一味美味いのだ。

その後、ガソリンも補充したり、昼食も食べたりと、何度かSAで小休止をはさみつつ、少しずつ目的地まで近づいていった。

あるSAから出発しようとした時、M君が「とうとうバッテリーが上がってしまいました」と言った。ハーレーだと重すぎて、一人で押しがけは無理だが、M君のバイクは大型とはいえ取り回しやすい。
M君は一人でバイクを押して走りながら何とかエンジンをかけた。

バイクの場合、このように押してエンジンをかける技が使えるためありがたい。

バッテリーの点検は長いことしていなかったようである。彼曰く、「バッテリーはメンテフリーなので、交換しないとだめです」。

実は、M君、我々と知り合ってから、とうとう自分もハーレーに乗ろうと現在ハーレーを物色中なのだ。だから自分のバイクのメンテもちょっと手を抜いていたのかもしれない・・・。

中央道から長野道に入り、豊科ICで下りた。ここからしばらくは一般道を走る。単調な高速道から開放されほっとする。山道に入ると気温が下がるのがすぐに分かる。ひんやりと受ける風が実に心地いい。にじんだ汗が引くのが分かる。交通量も少ない。車ではくねくねと辛い道でも、バイクだとリズミカルにバイクを傾けながら軽快に走れる。きっとKさんもハーレーで走りたいと思っているだろうなぁ。

途中で休憩するたび、M君だけはスタート前に押しがけをしなければならない。少しでも下りになっていれば楽だが、若いM君も根を上げそうになる。

そうこうしている内に、黒姫に到着。泊まりのペンションまでそのまま走ればあと10分というところにあるすぐ近くの道の駅で休憩した。

ここで、M君のバイクのバッテリーをどうするか皆で相談した。明日のこともあるから、この際、バッテリーを交換した方がいいだろう、と話がまとまった。ペンションのオーナーに電話してバイクショップやホームセンターの場所を尋ねたりした。

その時、M君が頭を掻きながら、「すんません・・・。バッテリーはメンテフリータイプと違いました。普通のバッテリーでしたわ(^_^;)・・・」と言うではないか。

バッテリーのキャップを外してみると、見事にどのチェンバーも空っぽ!バッテリー液が完全に干上がってしまっていたのだ。
「これならバッテリーを替えなくても、液を補充するだけでいけますね」とまたまた頭を掻く。

その時、Kさんが「水を入れたらいい」と一言。

さらに「近いうちにどうせハーレーに乗り換えるつもりやろ。せいぜい1〜2ヶ月この先乗るだけやったら、水を入れたらええよ」と。

これを聞いたM君、ポカンとして「ホンマですか?」と半信半疑。
丁度、休憩した道の駅は黒姫だから、ここの水は美味しい。(^^ゞ

ペットボトルにトイレから水を汲んで満たし、その水をバッテリーの各チェンバーに入れていった。いやはやたっぷりと入った。完全に中は空っぽだったようである。

さて、バッテリーに水を補充したところで、Kさんが車のバッテリーに直結してエンジンをかけよう、と準備し始めた。その時、M君はセルを回した。

するとどうだ!一発で軽やかにセルが回り、エンジンが始動したではないか!(^^)!

これにはKさん始め、全員がびっくりした。
全員から思わず拍手が・・・(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

なんとも「黒姫の名水」でエンジンがかかったのだ。まさかほんとにこんなに簡単に水を補給しただけでバッテリーが蘇るとは驚きだ。

騒動が一段落し、ペンションに向かった。
午前9時前に集合場所を出発し、ペンションには午後5時ごろ到着した。

・・・続く・・・

ゴルフは基本的に一人でプレーするスポーツであるが、通常ラウンドする時には単独プレーはない。2人〜4人でプレーするのが一般的だ。

いわゆる同伴競技者とプレーすることになる。
パートナーというのを耳にするが、通常のプレー形態では一緒にプレーするメンバーは「パートナー」ではなく、「同伴競技者」というのが正しい。

つまり、同伴してスコアを競う者で自分にとっては「味方」ではなく、「敵」なわけである。

誰しも、いいスコアでプレーしたいのは同じである。いいスコアでプレーするためには、いいショットを放つのが条件だ。しかし、いいショットを放っても、運悪く、フェアウェイ真ん中のデボットにボールがあり、打ち辛いこともある。この場合、原則は「あるがまま」に打つのがゴルフだ。しかし、ローカルルールで救済を受け、動かすことも出来る。

ルールに従いさえすれば、それはそれでどちらでも良いと思う。

ゴルフにはいろいろなルールが多く、ルールをしっかりと理解していないとプレーが円滑に進まないこともある。ゴルファーはルールも勉強しなければならない。

さらに、ゴルフとは自己申告のゲームである。ゴルフのルールを忠実に守るかどうかも、自分の判断に委ねられる。

例えば、空振りしたのを、同伴競技者が目撃していれば、空振りした本人もまさかそれをカウントせずにスコアを申告することはないだろう。
しかし、同伴競技者が見ていない場面で、空振りしたとして、それを正直に1打としてカウントするかどうかは、本人の申告に任されるわけだ。

こんなことがあった。空振りした本人が「見られていない」と思ったのか、ホールアウトした申告スコアに空振りの1打が含まれていないことがあった。この時は、「え!?」と思ったが、本人が申告した以上、それを信じざるを得ない。私から見て、空振りに見えたスウィングでも、本人が「あれは素振りだ、空振りじゃない」と言えば、それ以上議論するのは無駄だ。

また、こんな気分の悪い話を聞いたことがある。かなり昔の話であるが、家内が一緒にプレーしたシングルさんが、ティショットで明らかにOBラインを越えたショットを打った。しかし、打った本人は「助かっているかもしれない」と言った。
家内ともう一人の同伴競技者と、その本人の3人でその辺りを探した。OB杭があって、ボールも見当たらず家内はこれは間違いなくOBだと思ったそうだ。ところが、その本人が「あ、ボールがありました!」と言ってそこから実際にボールを打ったそうだ。しかし、その場所には探した時にはボールがなかったそうだ。

これなども本当にボールが隠れていたのかどうか真実は不明であるが、あくまでも本人が言う以上は信じざるを得ない。

当然、この反対もある。つまり、申告スコアが1打多いので問うと、「空振りしたから」などと答えが返ってくることもある。
また、OBになるようなボールではなかったのに探しても見当たらない時、こちらが未練たらしく探している中、当の本人から潔く、「紛失球にします」と言う場合もある。

ゴルフでは、このように自分にとって不利な場面に遭遇した時に、その人の人間性が垣間見えることが多い。
不利な状況、不遇にどう対処するか、というのが実はゴルフの面白さの真髄なのかもしれない。

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