昨日の日記で、バンカーショットについて書いた後、読み直していて「こんな風に書いたら、どんな打ち方なんだろう?って知りたくなるなぁ・・・」と思った。

案の定、ある方からネットでご質問が来た。(~_~;)

そこで、どこまで上手く表現でき、その打ち方を伝えることが出来るか分からないが、今日はその打ち方を具体的に書こうと思う。

まず、サンドウェッジのバンス(ソール部分)を使うことが前提となる。
それにはSWのフェースを出来るだけ開かなくてはならない。

もしもフェースを開かずにボールにアドレスしてボールの手前の砂に打ち込んだ場合、直接、リーディングエッジ(フェースの下の刃の部分)が砂に触れてそのまま潜ってしまう。その結果、ヘッドは砂に深く入り、力で振り抜かないと砂をすくい出せない。

ところが、フェースを開けば、リーディングエッジよりもバンス部分が砂に最初に接触する。そしてバンスで砂に深く潜らずに、フェースが抜けるため、ここでボール手前の砂が爆発してボールをバンカーから脱出させる。おまけに、この時、砂を爆発させた直後にフェースがボールにスピンをかけてくれる。

以上の点は基本的知識として理解しておく必要がある。

次に、バンカーからボールを打ち出そうとした時、ボールの手前にヘッドを思い切り打ち込もうという意識があってはダメ。
あくまでも、クラブヘッドの入射角を浅くして、ボールの手前からボールの下の砂をすくうイメージで払い打つようにするのがコツ。

そのためのアドレスがある。
それはハンドダウンのアドレスをとること。つまり、通常のアドレスをまずとったら、両膝を軽く曲げて腰を落として重心を落とすのだ。こうすると、通常のアドレス位置よりも、クラブを持つ手元が低くなる。こうして手元が低くなった分、ボールから少し離れないといけない。

なぜハンドダウンがいいかというと、インパクト時のクラブのライ角が小さい方が、ヘッドが砂に深く潜り込まないからだ。ライ角が大きいとヘッドが上から入りやすく、結果、砂深くに潜り込みやすくなるというわけだ。

実際にアドレスをとる時は、先ず、ボールを飛ばす方向に対して、フェースをそのラインよりも右に向くように開いて構える。スタンスはオープンで構える。当然ながらスウィングはスタンスのラインに沿って上げて振り抜く。
いうならば、フェースの向きとスタンスのラインの中間にボールの飛んでいくラインがある。

このアドレス時に、ハンドダウンのアドレスをとってライ角を小さくしておく。

あとは、距離感だが、砂をどっさりと爆発させるショットではないので、抵抗もなく振り抜けることからも分かるように、アプローチ的な距離感で振り抜けばいいと思う。これは実際にバンカーで何球か、打ってみて感じをつかむ方がいいと思う。
上手くショット出来れば、全く力を入れなくても、普通にスウィングすれば砂の抵抗も軽く、面白いようにピョンとボールが飛び出るはずだ。

バンカーが恐くなくなる。むしろ、深いラフから打つよりもはるかに簡単。
ガードバンカーが恐くなくなれば、グリーンを思い切って責めることも出来るというものだ。

(・・・さて、これでどれくらい言いたいことが正確に伝わっただろう???)


実はごく最近になって、バンカーショットに開眼した。

これまで、バンカーショットはどちらかというと苦手な方で、グリーン周りのガードバンカーなどに捕まると、そこからピンに寄せてワンパットで・・・などというのは余程、ラッキーでもなければ無理な話だった。

それが、今は違う。狙えるバンカーショットが打てるようになったのだ。

というのも、バンカーショットの打ち方がようやく分かったからだ。
雑誌などを見ると、バンカーショットの打ち方などはよく紹介されている。

これまでに何となく頭で分かったようなつもりになって、バンカーショットの打ち方などの記事があっても読んでみるものの、これといった得るものも無く読み過ごしてきた。

ところが、先日ある雑誌でバンカーショットについて書かれた記事を読み、目からウロコとなった。

なるほど・・・という説得力のある記事で、それを読むと、今までの自分の打ち方が間違っていたことがよく分かった。

早速、ラウンド中に、その打ち方でバンカーショットしてみると、これまでよりも遥かに簡単に脱出できるではないか・・・。
脱出だけでなく、距離感も実に出しやすい。

これなら、ピンを狙える。
バンカーから打ち出されたボールに、スピンがよく効いていて、ピタッとボールを止めることも出来る。実はスピンの効き具合まで調節することも可能だ。ただし、それはまだこれから練習して体得しなければならないが・・・。

この前の職場のコンペの時、ロングホールの3打目をガードバンカーに入れてしまった。ピンは奥で、バンカーから20ヤードほど・・・。
そこで、ピンを狙ってバンカーショット。
これがピンの横1メートルに落ちて、スピンが効いてピタッと止まった。それをきっちりとワンパットで沈めてパー!
実に気持ちがいい!きれいなナイスリカバリーだ。

そんなバンカーショットが打てるようになったのも、打ち方が分かったからだ。
これまで、なんといい加減な打ち方でプレーしてきたのだろう・・・。

それにしても、以来、バンカーショットの記事には注意しているが、バンカーショットの打ち方にもいろいろあるということが分かった。
このようなショットに関する記事というのは、具体的に説明するのも難しいが、書かれた事を実行するのはもっと難しい。

因みに、先週号の週刊ゴルフダイジェストには、「林由郎さんにバンカーを習う」という記事があったが、そこで紹介された打ち方は、またちょっと違う打ち方だった・・・。

バンカーショットは、普通のショットと違い、打ち方のバリエーションが多い。
グリップ、アドレス、フェースの使い方、スウィングの軌道・・・自分にあった打ち方を見つけるのが肝要だ。

非力な女性などが簡単に打ち出せるバンカーショットこそ、サンドウェッジの機能を上手く使った正しい打ち方だと思う。
私の覚えた打ち方を家内に伝授したところ、「この打ち方なら簡単にバンカーからボールが出るわ!」と家内も言っていたところをみると、理に叶った正しい打ち方だと思う。
最近ドライバーを替えたが、実はパターも替えた。
巷でちょっと流行っているオデッセイのパターだ。

パターはホールアウトする為の最終武器だ。プロやトップアマチュアなどに言わせると、やはり「パット イズ マネー」だ。

私のホームページの方でもテーマとして取り上げた話ではあるが、ゴルフの技術の中で、プロレベルに最もなりやすいのがパッティングではなかろうかと常々思っている。
ドライバーやアイアンショットなどは、プロレベルのボールが打てるようになるには並大抵ではない。

その点、パッティングはボールを転がすだけの実にシンプルな動作だ。
狙った点にキッチリと転がすことが出来ればいい。

しかし、そんな簡単な動作ではあっても、それを一生懸命に練習しないのもアマチュアゴルファーだ。

なのに、3パットや4パットを平気でしてしまうのもアマチュアゴルファー・・・。

パッティングに型無し、という様に、ボールの転がし方には決まりはない。
好きなグリップで、好きな構えで、好きなパターで転がせばいいだけの話・・・。

それでもアマチュアゴルファーは、練習はそこそこにパターだけはやはり道具にこだわることも多い。
トッププロが使っていい成績を上げれば、そのプロが使っているパターに関心が行く。

中には全く無頓着なプロやアマチュアもいる。

思うに、パッティングとは、まさに右脳の使い方が上手ければ「パッティング名手」ではないかと思う。
テークバックの大きさをどこまで上げて何ヤード転がす・・・なんて言っている人にはパットの上手い人は少ない。

例えて言うなら、ホールまでの見た目の距離、それにグリーンのアンジュレーション、それらを総合して、自然に「これくらいの感じで」ボールを転がせばカップインする・・・というようにビジュアライズできる人が「タッチのいい」パッティングが出来ると思う。

人間にはそんな本能的な能力、いわゆる「勘」というのが本来、備わっている。
多くの人は、その勘をパッティングで上手に活かしきれていないだけの話だと思う。

では、なぜ活かしきれていないのか・・・?

それはパターという道具が自分の手とボールの間に介在しているからだと思う。
つまり、パターを使ってボールを転がすのに、手だけを使って転がすようなわけにはいかないと言うことだ。

その理由は、パターでボールを転がす時、ボールがパターフェースに当たるその瞬間の実に微妙な感触が、右脳に訴えるのだ。
ボールを転がす時の「手ごたえ」。この感触が、無意識下で、インパクト以降を手加減してしまう。

パターでも、芯でボールを転がせば手ごたえが少ない。しかし、芯をはずれてボールをヒットすると、人間の手にはそのごくわずかな感触の違いが伝わり、それが大脳に伝わって、インパクトから先の力加減を調節してしまう。
その瞬間、せっかく最初にイメージした「タッチ」が再現されず、インパクトを緩めたり、或は強めたりして、結果、距離感が合わないということになる。

私がこれまで使ってきたパターは全て、今述べたような現象でタッチが合わないという結果を招いたことが何度もあった。

ところが、オデッセイのパター(トライホット#1)を使って、驚いた。
このパターは、ボールの転がりが実にいいのだ。
フェースにインサートされた軟らかい特殊素材のなせる業だが、ボールがフェースに当たる感触が殆どない。
従って、アドレスするまでにボールの転がりをしっかりとイメージ出来、その転がりを生むためのストロークさえ、しっかりとつかめさえすれば、その通りにストロークしてやれば、不思議なほどカップにボールが転がっていく。
距離感のタッチがこれまでのパターとは明らかに違う。
自分の右脳を信じて、その通りにストロークが出来るパターだ。

勘が冴えていれば、きっと従来のパターとの違いに驚くだろう。
私はこのパターに替えてから、自分でも驚くほどパッティングのタッチが良くなった。
これは自分の技術が向上したためでなく、パターが私の手とボールとの間で、全くでしゃばらない為だと思う。

こう考えると、パターの練習はイメージトレーニングだけでも上手くなるとさえ思えてくる。
ボールがカップまでどのようにどれくらいの速さで転がってカップインするか・・・そんなイメージが自在に描けるような感覚を磨けば、パッティングの精度が上がる。

パターのタッチとは、そういうものかもしれない。


ベスグロ優勝・・・

2002年5月26日
今日は私の職場のゴルフコンペ。
春と秋の2回コンペがある。

いつもゴルフ場は決まっていて、池田市の伏尾ゴルフクラブだ。
ここは27ホールあるが、レギュラーティからでも距離があり、タフなコースだ。

ハンディ戦で競技をしている。私のハンディはここではシングルの7。
過去に優勝を3回やっているので自然にいつの間にか減ってしまった。

今日は優勝はともかく、ベスグロだけは狙うつもりで頑張った。

ティショットはまだ少し不安のあるRV10で。

スタートホールではやや引っ掛け気味のトップ球だったが距離はそこそこ出ていた。
2打目、上りの160ヤードをガードバンカーに打ち込んだ。しかし、ナイスリカバリーでパーをセーブ。

続く445ヤードの長いミドルホールでは、ティショットが芯を食い、2打目をパーオンし、2パットのパー。

さらにショート、ロングと連続でパーをキープ。
好調な流れで前半は41でホールアウト。

午後からは2打目のOBと、ティショットのOBがそれぞれ1個あり、この2ホールだけで7オーバーとピンチだった。しかし、残り7ホールを2オーバーで抑え、45でホールアウト。

結局、86(ネット79)で、ベスグロ優勝してしまった。

優勝したことも嬉しいが、それよりも今日のラウンドで、ティショットが満足の行く結果がようやく出たことの方が実は嬉しい。

RV10でのラウンドは今日で3ラウンド目だ。
3ラウンド目にして、ようやくまともに当たりだした。
芯を食うと、やはりよく飛ぶ。

これまでにここのゴルフ場をコンペで何度もラウンドしている。だから、過去のティショットのナイスショットで何処まで飛んだか覚えている。
自分のこれまでのドライバーでのナイスショットの飛距離が、今日はことごとく塗り替えられた。

平均的に、どのホールでも30ヤードくらい前に出ているのだ。

ここのゴルフ場は特にミドルホールが長い。よほど飛ばないとなかなかパーオンは難しい。
それが、今日はドライバーが飛んだおかげで、前に比べると2打目に持つクラブが短くて済み、楽だった。
485ヤードのロングも、505ヤードのロングも共にティショットがナイスショットだったために、2打目を5番アイアンで殆どグリーン近くまで運べた。

RV10に対する信頼感が、今日のラウンドでぐっと上がったのは言うまでもない。

行ってきました、快晴の下、癒し系のフェアウェイの広いゴルフ場へ・・・。

私のRV10、家内のTR−X。
私は実戦ラウンド2回目。家内は今日が初ラウンド。

まずは飛距離から・・・。

<RV10>
今まで使っていたV800と比べると、確かに飛ぶ。芯を外してもあまり飛距離は落ちないようだ。
ただし、打感はV800の方がシャープな印象。
RV10は、芯を外すと打球音がよくない。

<TR−X>
家内の今まで使っていたゼクシオよりは明らかに飛んでいる。打球音はいい。

次に方向性、弾道・・・

<RV10>
スピンのかかり方が少ないようで、いわゆる棒球。
どろーんとした感じ。
見た目は飛んでないようだが、行ってみると距離が出ているといった感じ。
方向性はサイドスピンも少ないのか、インパクトのフェースの向きで左右されそう。

<TR−X>
ゼクシオの時は、左への引っ掛けが出たりしていたが、今日のラウンドで見る限りは引っ掛けはない。
しかし振り切りが悪いと右にふけるようだ。
ボールの高さはナイスショットすればいい弾道で飛んで行く。

私に関していうと、今日のゴルフ内容は良くなかった。つまらないミスも多く、また風が強かったために距離感が合わず、ショートする傾向があり、それをリカバリー出来ずに1打、2打余計に叩いてしまったりした。あるホールではせっかくパーオンはしたものの、4パットという信じられないパッティングもあった・・・。(>_<)

それに対して、家内は同じレギュラーティからながら、ミスが少なく、ミスしてもリカバリーが上手くいってスコアを立て直していた。

それで上がってみれば、前半は私が44、家内は43。後半は私が46、家内は43。
結局90 VS 86で見事にグロスで負けてしまった・・・(T_T)

敗因はいくらでも挙げられるが、言い訳にしかならない・・・。完敗である。
同じティグランドから堂々と私にグロスで勝ったのだから立派だと思う。
TR−Xでの初ラウンドだから余計に嬉しいと思う。それにレギュラーティからラウンドした中での家内のベスグロだから、きっと喜びは一入だろうなぁ・・・(^^;)ツ アハハ

う〜む、今度は負けないように頑張らないと・・・。

いずれにせよ、おめでとう、ママ!
豊中のMゴルフというゴルフショップの話を先日取り上げた。
ここで私はつい最近、自分のエースドライバーだったツアーステージV800を、後継機種であるRV10に替えた。

ゴルフを始めてからというもの、ことドライバーは最初の頃から最もたくさん買い換えてきたクラブである。
次々と各社、新しいドライバーを売り出し、その謳い文句はどれも購買意欲をくすぐってきた。

世のアマチュアゴルファーの多くは、自分のスウィングを棚に上げ、ドライバーを替えれば、ひょっとすると素晴らしいボールが打てるのでは・・・と淡い期待を抱きつつ、新しいドライバーに飛びつく。

当然ながら、本当に自分にぴったりのドライバーに巡り会うことは稀と言っていいかもしれない・・・。昔はなかなか試打出来る機会が少なく、一か八かで買わざるを得なかった。そんな時代もあったのだ。

最近のように、実際にゴルフ練習場での試打会や、ゴルフショップでの試打を利用すれば、そのクラブが自分に合うか合わないかは、かなりの精度で判断できる。

自宅の倉庫には、夢を抱いて買い求めたものの、結局はお蔵入りしたドライバーがかれこれ20本近くある^_^;

自分のゴルフの技術的な問題はともかく、そんなドライバーでもたまにはナイスショットするものだから、迷いつつも使わざるを得なかったのだ。
しかしながら、新しいドライバーが発売されると、今度こそ本当に自分にピッタリ合ったドライバーかもしれないと食指が動く・・・。

かくして知らぬ間にドライバーだけは本数が増えていった。

今となっては、骨董的な値打ちしかないドライバーが殆どで、中古ショップでも引き取ってくれないような代物ばかりである。

スウィングがそこそこ安定してきたこともあるのかもしれないが、数年程前からようやく信頼が持てるようなドライバーを使うようになった。

ダンロップのプロ230、ゼクシオ、そしてV800と続いた。そして今回のRV10である。

一方で、家内はというと、ゴルフを始めて最初にレディス用のテーラーメード社のドライバーを長いこと使っていた。

数年前に、Sヤード(男性用のシャフトR2)を買い、これも長い間使っていた。

私が自分のゼクシオをV800に買い換えたとき、家内はSヤードから私が使っていたゼクシオに替えた。シャフトはRでロフトも11度と、比較的易しいスペックだったこともあり、家内でも打ちこなせるため、実際に練習場で試打して、「これなら使えるわ。それにゼクシオの方がいいボールが打てそうだわ。」と自分のドライバーとして使いだしたのだった。

今回、私がRV10にまたもや買い換えたが、家内も自分のドライバーが欲しかったのだろう。
Mゴルフでいろいろなクラブを試打出来て、自分のスウィングに合うクラブをショップの店員に見立ててもらえると言うと、家内も「試打してみたい」と言い出した。

考えるまでもなく、ずっと長い間、一緒にゴルフをしていながら、私自身のクラブはどんどんと買い換えてきたのに、家内のクラブは殆ど買い換えていない。
これといった不平不満も言わずに、長いこと同じクラブを使い込んできたわけだ。

これではかわいそうではないか・・・。
ショップで試打させて、家内のスウィングに合うドライバーを店員に見つけてもらった。
その結果、プロギヤのTR−X(シャフトM37)が一番ピッタリしているようだという結論が出た。

家内もそのクラブを試打して、とても振りやすいと気に入った様子だった。

そこで、家内にもそのTR−Xを買ってあげることにした。
家内が喜んだのは言うまでもない。

長いこと同じクラブで文句も言わずによく辛抱したものだ・・・。
それと家内も最近自己ベストの84に迫る85を記録したので、そのお祝いも兼ねてプレゼントすることにした。

今日、Mゴルフに出向いて、TR−Xを入手した。
早速今夜、練習場に付き合わされた(^^ゞ

練習場では実際の飛距離などは分からないが、以前使っていたゼクシオに比べるとそれよりも飛んでいそうな感じだ。ボールが落ちてからのランもゼクシオよりも多い印象だ。

明日、家内とゴルフに行く。
明日行くゴルフ場は、例のフェアウェイがだだっ広いゴルフ場だ。
そこならラウンドしながら、ティショットも伸び伸びと打てる。OBの心配はまず無用だから、ドライバーの調子を見るにはもってこいだ。

私は既に、昨日腹を立てたゴルフ場で、RV10を筆下ろししている。ドライバーショットは最初にしては、ほぼ期待通りと言える。明日こそはもっと思い切りティショットも出来るので、実はとても明日のラウンドは楽しみなのだ。

私のRV10、家内のTR−Xのラウンドレポートは明日のゴルフ場でラウンドしてからいずれ詳細に報告したいと思っている。

レディスティ・・・

2002年5月23日
ティインググランドにはバックティ、レギュラーティ、レディスティの3種類は必ずある。
この他に、ゴルフ場によってはシニアティ(ゴールドティ)などもあるところもある。

どのティグランドから打つかは、だいたい不文律があり、男性はレギュラーティから、女性はレディスティからというのが一般的である。

レディスティはレギュラーティよりもそのホールのグリーンに近いところに作られる。
男性に比べて、女性ゴルファーはボールが飛ばないというハンディを、せめてスタートのティインググランドでつけましょう、というのがそもそもの狙いである。

男性ゴルファーでも飛ばし屋ゴルファーもいれば、そうでないゴルファーもいる。
一般的には、ホールの距離が長いほど難易度が高くなる。
腕に自信のあるゴルファーは、レギュラーティでは物足りないと、バックティから打つこともある。

同じ事が女性ゴルファーにも言える。つまり、レディスティだと距離が短くて面白くないから、男性と同じレギュラーティからプレーするというものだ。

私の家内は女性ゴルファーとしては飛ばし屋に入る。ティショットはキッチリと当たれば、220〜230ヤード飛ぶ。
家内は私の友人や、仕事関係で男性ゴルファーとラウンドすることが殆どだ。それで、いつしか我々と同じレギュラーティ(ごく稀にはバックティ)からプレーするのが常である。

確かに飛距離的には男性に比べ、多少はハンディがある。それでもスコア的には、一緒にラウンドする男性プレイヤーに勝つことも多い。

家内に言わせると、レディスティは確かにグリーンまでの距離は近いが、逆に打ちづらい事が多いそうだ。取って付けた様な場所に作られているティグランドもある。

それにレディスティから打つ方が易しいとも限らないという。

実は、今日ラウンドした奈良県のUカントリークラブでは、「女性はレディスティから打つこと」と決められていた。スタート室で、レギュラーティから打たせてくれないかと頼んだが、拒否された。

臨機応変に対応できないものなのか?
女性だから・・・という理由だけで、どうしてレディスティなのか?
下手な男性ゴルファーよりは、うちのかみさんの方が間違いなくボールは飛ぶし、上手いのに・・・。

仕方なしに別々のティグランドでラウンドした。
ところが、我々の前の前の組が、プレーが非常に遅い。見ているとミスショットの連発、グリーンでもなかなかホールアウトしない、歩くのも遅い、プレー態度がだらけている・・・。
おかげで各ホール、待たされる。
特に午後からになると、さらにプレーが遅くなり、あるホールでは30分以上も待たされる始末・・・。

気が長いほうだが、さすがにイライラしてきた。
後ろにも当然、待つ組がつかえ出す始末だ。

ゴルフのプレーは、スウィングのリズムだけでなく、プレーそのものにもリズムやテンポがかかわる。
精神的にあせったり、イライラしたりのプレーでは、やはりゴルフへの集中度が違う。

だいたい、平日にゴルフをしているのに、どうしてこんなに時間がかかるのか。
ハーフのラウンドは2時間が目安だが、それが3時間半もかかったのだから・・・。
だいたい、ゴルフ場側が、そのようなスロープレーを咎めないというのも腹が立つ。
レディスティで打つとか打ったらダメとかいう以前の問題ではないか!

レディスティで打たせてもらえない上に、こんなにスロープレーで、今日のゴルフは面白くなかった。
もう二度とこのゴルフ場ではラウンドしたくないと思った。ストレス解消のゴルフが、今日のゴルフはストレスフルで残念だった。
昨日のドライバーの練習の続きのお話。

夕べは練習場で気持ちよくドライバーが打てなかったので正直言って、多少の不安があった。
ティの高さが低い為だろうと、日記にも書いた。
しかし、本当にティの高さを変えれば、キッチリと打てるだろうか?

もっとも、Mゴルフの試打室で打ったときは、ナイスショットで打感もよく、迷いもなかったのだが・・・。

実際の練習場で打つと、意に反した結果だったので、これはもう一度ティの高さを調整して、再度打ってみないことには・・・と思った。

職場の帰り道、ゴルフショップに立ち寄り、ゴムティの一番背の高いのを買い求めた。
高さ6センチのティだ。

夕食後に練習場に出かけた。
今夜も140球。最初はアプローチウェッジで体をほぐす。8番、6番アイアンをしばらく打ち込み、次いでフェアウェイウッドに持ち変えた。
ティアップして少しずつスウィングを大きくしていき、ドライバーに備えた。

残り約40球程をドライバーの練習にあてた。

買ってきたゴムティをセットした。それにボールを乗せると、練習場のティとは高さが全然違う。
ちょっと高すぎるかな・・・というくらい高いのだ。
アドレスしてドライバーをソールすると、ドライバーの上にボールが完全にはみ出るほどの高さだった。

しかし、低いティよりは遥かにアドレス時の安心感が違う。これなら思い切ってドライバーを振り回せそうな気がしてくる。

だいたい、ドライバーはアッパーブローでボールを捉えるわけだから、スウィングの最下点をすぎて、クラブヘッドが上がりかけにボールをヒットする。
練習場のティの高さだと、最下点からボールまでの高さに殆ど余裕がない。
この背の高いティだとアッパーブローにスウィングするイメージが湧く。

従来のドライバー、それもヘッド体積が300CC位までだと、練習場のティでも何とか打てる。
しかし、最近のようにドライバーのヘッドがどんどんと大きくなって来ると、従来のティの高さがそぐわなくなって来る。
デカヘッドで、尚且つディープフェースのものが多いため、なおさら従来のティでは十分な高さが出ない理屈だ。

さて、そのゴムティでボールを打ってみた。

結果は、大正解!!!
昨日はヘッドの芯にすらボールが当たらず、打球音もポカッとかコポッとか何かヘンな音だった。
それがどうだ!今夜はビシッ、としっかりした打感と共にしかもボールも高く上がり、練習場の230ヤード地点までキャリーできっちりと飛ぶではないか!
昨日はヘッドにボールを打った後にボールの跡すらつかなかったが、今日はボールマークがキッチリとついている。それも芯に近く・・・(^o^)丿

最初は極端に高すぎるかと思ったティの高さだが、何球も打っているうちに、違和感は全く消えた。
殆ど大きなミスショットもなく汗をびっしょりかきながらボールを打ち終えた。

打ち終えて、自信がついた。
これならティの高さに気をつければ、安心して今の私のスウィングで納得のいくボールが打てそうだ。

最近のデカヘッドのドライバーを練習場で練習する時、ナイスショットが出ないなら、スウィングの問題だけでなく、ティの高さを見直してみるといい。
ティを思い切り高くすればナイスショットが出易くなることは、覚えておいて損はしないと思う。
今使っているエースドライバーは、ブリヂストンのツアーステージV800。
中古で買ったのだが、私のスウィングにピッタリあっている。

豊中市のMゴルフというショップで、そこの店員さんに勧められて購入した。
私のスウィングを見て、試打室でボールを打ち、その結果、V800を勧められた。
実際使ってみると、気持ちよくスウィングでき、いいボールが打てる。

V800の後継機種として、最近発売されたのが同じくツアーステージのRV10。
高反発ヘッドでさらに飛びを追及したモデルだ。

当然ながら気になっていた。

今日、そのMゴルフに出向いて、話を聞き、試打させてもらった。
ヘッド体積が330、360CCの2種類ある。
スペック的には私には360が向いていそうだ。

試打室で実際に打たせてもらった。
コンピュータでヘッドスピードや初速、球筋、飛距離などが表示される。

ロフト11度、Rシャフトを先ず打つ。
悪くない。

次いで、ロフト10度、SRシャフトを打つ。
こっちの方が飛んでいる。ランも合わせて計算上は260ヤード弱ほど飛んでいる。
球筋もほとんどストレートだ。

そこの店員さんも、これならいいですね!と勧めてくれた。

家から使わなくなったクラブを持ち込み、下取りに出して、ほぼ半額の値段で買えた(^o^)丿

帰宅して夕食後にいつもの練習場で打ってみた。

ヘッドがV800よりもさらに大きい為、ティアップの高さが備え付けのティでは物足りない。
ティの高さが低めの為、ボールが思ったほど上がらないが、それでも飛びは良さそうだ。
V800に比べるとフェード系のボールが出やすいが、これもおそらくティが低い為だと思う。

30球ほどRV10で打ち込んだが、ティの高さがしっくりとこないので程々で止めた。
専用の高目のゴムティを用意して練習する方が無難だ。

明後日、ラウンド予定を入れている。
実戦で早速使ってみようと思っている。
その前に、明日、もう一度、高いゴムティを用意して練習場で打ち込んで自信をつけておきたい。

新しいドライバーだけに期待度も大きい。
ただ、飛距離にこだわるとついつい力んだスウィングになって、テンポやリズムを壊しかねない。
その点には十分注意して練習しなければ・・・。

V800に代わるエースドライバーとして使いこなせるようにしばらくはドライバーも練習場で打ち込み練習しようと思う。

今日は練習日・・・

2002年5月20日
毎週、月・金曜の二日間は打ちっぱなし練習場に行く事にしている。

230ヤードの広い練習場だが、ボールは飛ばない。試合球の8割くらいしか飛ばない。

名張には他に2ヶ所、練習場があるが、ここが一番広い。
メンバーになると1球4.5円と安い。
いつも140球打っている。

最初はアプローチウェッジで70ヤード未満のアプローチショットから始める。50球ほど打って、次に9I、7Iそして5Iと打っていく。これでだいたい100球。

残りを21度と17度のユーティリティクラブの練習に当てる。ドライバーは最後に5球ほどしか打たない。今夜はユーティりティクラブのショットがあまり良くなかったので結局、ドライバーの練習が出来なかった。

だいたいこんな調子で練習している。

1籠が70球なのでトータル210球打つのは骨が折れる。といって、最近140球ではちょっと物足りない・・・。
いつも家内も一緒なので、これからは、あと一籠を家内と分けて練習してもいいかなと思う。

アプローチやアイアンショットの練習に比重を置いている。やはり、スコアメイクにはこれらのショットが大事だと思うからだ。
勿論、他のクラブの練習も大事なのだが、それにはちょっと今の球数では不足だ。

先日、パターマットを買い換えた。以前買っていたパターマットが古くなって、裏のゴムが劣化してしまった。長いこと練習していなかったが、自宅でパターの練習をすることに決めたのだ。

パターマットでの練習は役に立つ。
真っ直ぐにボールを転がす練習だが、この練習をするのとしないのとではやはり違う。

この前から自宅のリビングでパターの練習を始め出したので、昨日の実戦でもそれがやはり役に立った。

納得のいくゴルフが出来るようになるために、コツコツと練習を積み重ねるしかない。
練習が楽しいと最近は思うようになってきた。
いやいややっても身に付かないが、楽しいと思えることは上達の近道だ。がんばろう!
昨日の日記に書いたゴルフ場での成績のお話。

お天気は予想に反して朝から雨。結構しっかりと降っているではないか・・・(>_<)
晴れると思っていたのに、傘をさしながらのプレーとなった。

日曜にもかかわらず、プレーする人は少ない。コンペが入っているようだが、それがなければ空いているといった感じだ。

スタートも9時過ぎでのんびりだったが、前の組とも十分空けてスタート。

広いフェアウェイに向けてティショット。
多少ボールが曲がろうとも大丈夫。
そんな安心感からか、同伴のK氏、T氏も次第に力みが抜けてきた。
セカンドショットでも伸び伸びとショット出来る。

グリーンはそれなりに難しいが、みんなそれなりにゴルフのプレーに集中している。

私も伸び伸びとスウィングできて今日はアイアンショットのミスが少ない。殆どのホールをパーオンできたくらいだ。

雨は午後からようやく上がった。

結局、スコアは前半が38と先日に続いて30台が出た。後半はジャスト40。パッティングも新しいパターのタッチが掴めてきて、3パットなし。
けっこう難しい長いパットも2パットで切り抜けた。

家内も前半44、後半45で、久しぶりの80台を達成した。

T氏も最近の不調を吹き飛ばす47・41の88でラウンドし、とても喜んでいた。

もう一人のK氏は最終ホールのショートホールでバンカーでミスを繰り返し7を叩いたが、それでも前半47・後半51でなんとか100を切った。

このように、今日は全員が各自それなりに納得の行くゴルフが出来たようだ。
やはり、コースのプレッシャーから解放され、スウィングが伸びやかになったことが理由の一つであることは疑う余地はない。

思ったとおり、ゴルフ場でラウンドしながらスウィングが良くなる効果が期待できるのだから、特にスウィングに悩みのある人にはもってこいだろうと思う。腕に自信のある人でも広いコースを上手に利用すればそれなりに自分の課題を解決する練習に十分役に立つと思う。

ユニークな面白いコースだ。
今日ラウンドしたゴルフ場は、とてもユニークなコース。
ショートホールと17番ミドルホール以外は、全てティグランド・フェアウェイ・グリーンが左右対称に並んでいる。

どちらか(左・右)のホールを使用しているわけで、フェアウェイは普通のコースのほぼ倍の広さがあることになり、ティショットは思い切り打てる。

思い通りに狙ったところにボールが打てれば苦労しないし、ゴルフの面白さも半減する。
なかなか思い通りに打てないのを悪戦苦闘、奮闘努力してホールアウトするのがゴルフの面白さともいえる。

ボールは曲がるもの・・・という達観した言葉がある。なるほどと思う。
それをいかに真っ直ぐに打とうと小細工しても、ボールはますます言う事を聞かなくなる。

練習場でいくらボールが曲がろうと気にならないが、ラウンドしている時に曲がるようでは困る。
しかし、どれだけ曲がろうとも、それを許容してくれる程のフェアウェイ幅があれば、ボールを伸び伸びと打てる。
伸び伸びとしたスウィングから打たれたボールはは、えてしてナイスショットなのだ。

だいたい、普通のコースではやはりOBを出したくないと無意識にも考えているもので、体も反応し、スウィングがいつしか縮こまってしまうことがある。
それがフェアウェイが思い切り広ければ、多少ボールが曲がろうともOBにはならないため、スウィングが伸び伸びとしてくる。

今日ラウンドをご一緒したKさんも、フェアウェイが広いことでスウィングも伸びやかとなり、最近不調だったゴルフも久しぶりに90前半の好スコアを記録し、気持ちよくゴルフが出来たと喜んでおられた。

フェアウェイが広すぎて、焦点がぼけ、面白くないという人もいる。
しかし、自分の狙うポイントあるいはゾーンをしっかりと最初に決めて打てばいいだけの話で、広すぎることが面白くないことに繋がるという理屈は成り立たない。
自信があれば、普通のコースのように片方のフェアウェイだけを使ってゴルフをすればいいだけの話しだ。

こんなユニークなゴルフ場をこれから6月にかけてあと6ラウンドする予定だ。集中的にここでラウンドしてスウィングを磨こうという魂胆だ。(^^ゞ
実戦コースで思い切りよく伸び伸びとスウィングする練習にもってこいだからである。
今年の日本プロの会場は奈良県のKOMAカントリークラブ。ここは私が2回目のホールインワンを達成したゴルフ場だ。

自宅から30分もかからないところにあるゴルフ場だ。
昨年、この近くを通った時、日本プロゴルフ選手権の舞台になるというような看板が出ていて、「こりゃ、是非とも見に行かないと!」と思っていた。

そして昨日、5月16日から日本プロが開幕した。
新聞のスポーツ欄で見て、「え!もう始まってる!」と驚いた。

木・金は仕事で見に行く暇はない。
といって、土日はすでにゴルフの予定を入れてしまっている・・・。

日本プロはメジャー競技だけに、そうそうたる日本の代表プロが参加している。

生で見るプロゴルファーのゴルフはとても参考になる。
かつて、中島プロ、丸山プロ、渡辺プロ、金子プロ、倉本プロ、杉原プロ、・・・は間近で見たことがある。

今回は伊沢・谷口・片山プロを是非とも見たいと思っていた。それとジャンボ。
ジャンボはまだ見たことがない。

う〜ん、それにしても残念だ・・・。
今頃、二日目のプレーを終えて、どこかで食事をしてるんだろうな。
今日は昨日に続いて天気も悪かったし、プロといえどもコース攻略に苦労したことだろう。

ゲーリー・プレーヤー設計のKOMAカントリークラブは、新聞によると悪天候でプロを悩ましたらしい。そんな悪コンディションだからこそ、見る方は絶対面白い。
どのようにコースを攻めるのか、見応えがある。

せめて、テレビの録画中継で見るしかない。

あ〜、うっかりしていた・・・。

長男に携帯・・・

2002年5月16日
最近は中学生や場合によっては小学生でも携帯電話を持っている。
確かに携帯電話はメール機能が付加されて、一気に普及した。今や、携帯がなければとても不便に感じるようになってきた。

手紙と違って、リアルタイムにやりとりも出来れば、相手の都合も関係無しに送信することも可能だ。

ただ、高校生以下の学生や子供達が携帯を持つということについては、私は必要性を認めない立場だ。
友達が皆持っているということで、親は仕方無しに買い与えるようである。
未成年者が携帯を持つには、親の同意が必要だ。

携帯は維持費がかかる。通話料金も高いし、基本料金も合わせると、バカにならない。
メールやインターネットならまだ安いと気楽にやっていると、パケット通信代でも結構な料金が課金されるようだ。特に、携帯でいろいろなホームページを閲覧し、ダウンロードしたりするのが、メールと比べると高い。

我が家では、長女が高校生から携帯を持っていたが、その時も、基本料金以外は、全て、自分で払うことと約束していた。長女はバイトをしていたので、お金の値打ちを勉強するいい材料にはなったと思う。

先日、長男が「携帯を持ちたい」と言い出した。

学校から帰る時、電車の時刻を必ず自宅か家内の携帯に連絡し、家内が名張駅まで迎えに行くというようにしている。
電車に乗る直前で、公衆電話から連絡するのだが、これが電車の発車時刻ぎりぎりだと、電話する間に電車が出てしまい、帰りが遅くなったりしてしまう。実際にそういうことは何度もあった。

それが、携帯を持っていれば、悠々と電車に乗ってからメールで連絡できる・・・。

携帯を持ちたいという理由として長男が言い出したのはこれだ。
確かに、これには一理ある。携帯があると無いとでは、随分違うだろう。

しかし、最近、長男の友人が携帯を持ち、これでメールを送ってきたりしている。長男は携帯がないので、家内の携帯のアドレスを教えて、そこにメールを送ってきている。
内容はいかにも・・・というレベルの他愛も無い内容ではある。

本音としては、自分も携帯を持っていれば、いちいち家内の携帯を借りて返事したりしなくても済む、というところではなかろうか。

親としても、逆に、長男が携帯を持っていれば、こちらから連絡が取れるという点が助かる。

結局、長男に携帯を持たせる事にした。

ファミリー契約なので、基本料金も安い。
これに、通話料金が1000円分無料で付いているタイプで申し込んだ。

ただし、長男には最初から釘をさしてある。
緊急の用件以外は通話しないこと。そして、メールでの連絡を主とすること。その約束を守れば、全額親が料金を面倒みよう・・・と。

さて、吉と出るか凶と出るか・・・?
少なくとも、携帯を持つことで、いろいろな社会勉強の役に立って欲しいとは思う。

やったね!・・・

2002年5月15日
今日は朝から今にも雨が降りそうな空模様。
午後から雨との予報だった。

私を名張駅まで送って、その足で家内はゴルフ場へ向かった。

家内一人で、今日はレディスコンペに出かけたのだ。最近の家内のゴルフは、安定はしているが、本人にしては壁にぶつかっている。

スコアでいうと、常に90代前半でラウンドしたいらしい。私の目から見れば、いつでも90を切れるゴルフ内容だと思うのだが、ちょっとしたことで目標スコアに届かない。

「スコアはともかく、ゴルフを楽しんでおいで・・・」と私は家内に言った。

大阪市内は朝から雨だった。この分だと、家内の行ったゴルフ場も早くから雨になるかも・・・。

夕方、家内からメールが届いた。
ゴルフの結果報告である。

参加52名。ダブルペリア方式のハンディ戦で、家内は48・44の92、ハンディ13.2で、15位だったそうだ。
グロスではベストが80だったそうだ。家内は4位。

天気も午前中は雨が降らず、午後から小雨だったそうだ。

15位は、当日賞ということで、なんとそこのゴルフ場の「平日プレー ペア招待券」が賞品だったそうだ。
今月は平日ゴルフの予定は詰まっているので、来月以降に早速使わせて頂こう。

今日の家内のゴルフはスコア的にはきっと満足はしていないと思う。
普段、レギュラーティからティオフするのが常なので、レディスティから、いつもと同じようなスコアだときっと不満に感じていると思う。

今日は私は職場で泊まり込みなので、家内と今日のゴルフについての話をしていないのだ。
明日帰宅してから、今日のゴルフのことを詳しく聴こうと思っている。

総勢52名の女性ばかりのコンペだから、家内にしてみれば、そんな大きなコンペは初めてで、随分といろいろ勉強になったらしい。
「またこんなコンペにどんどん参加したい」ともメールに感想を書いて送ってきたところをみると、スコアはともかく、ゴルフは楽しんできたようである。(~o~)
先日のUSPGAツアーのバイロンネルソンで、丸山プロが優勝した。
タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、アーニー・エルス・・・世界の強豪を押さえての堂々の優勝だ。

丸山プロがコメントで、『「楽しんで」ゴルフをしようと心がけたら、好調だった・・・』と言っていた。

丸山プロがアメリカに渡り、当初、好調だったのはゴルフを楽しんでプレーしていたからだという。
それが次第に「楽しむ」ことを忘れ、プレーにストレスを感じるようになって最近は調子が出なかったそうだ。

たとえプロといえども、ミスをする。そのミスがストレスとなり、知らぬ間に自分の首を絞めてしまう。悪循環で、ミスが多くなり、ますますショットが乱れ出す・・・。

ゴルフを心から楽しんでプレーするということは、言い換えれば、「ミスを受け入れる」ということかも知れない。
ゴルフにミスは付き物だ。ミスの数がどれだけ少ないかを競うのがゴルフともいえる。

ミスしても深刻に受け止めずに、次に全力を尽くす。後ろを決して振り返らず、常に前だけを見てプレーする・・・。
そんな心境でゴルフをするのが理想だ。

ミスを悔やみ、いつまでもくよくよしていると、碌なことがないのは、誰しも経験していると思う。

自分の力量を過大評価しているほど、ミスを犯したときの反応までもが過大になると思う。
自信を持ってプレーすることは勿論大事だが、完璧を望みすぎるのが「人間」だ。

ミスしても、笑って「あ〜、やっちゃった〜」とさらりと流せれば、そこで心機一転、「よ〜し!今度こそは!」と新たな気持ちで挑戦できる。

ミスして、それを深刻に受け止め、ガックリとうな垂れてショックを残しながら次のショットをするのでは、結果が見えている。

ポーカーフェイスでプレーするプレーヤーがアメリカのトッププロに多い。
それに対し、ミスをすると、苦虫を噛み潰したような表情をしたり、情けない表情をするプレーヤーもいる。

客観的に見ると、ポーカーフェイスでプレーするプレーヤーの方が強そうだ。

我々、アマチュアゴルファーもいろいろなタイプのプレーヤがいる。色々な方達とこれまでにプレーをしてきて、プレー態度を見るとその人の人間性までもが見えることが多い。実に面白い。

ゴルフを始めて最初の頃は、今以上に自信過剰で、ミスに対して自分自身に腹を立て、それが表情に出る始末だった。時には態度にまで出ることもあった。

最近はかなりミスを受けいれられる様になってきた。ミスを受け入れられるとゴルフそのものを楽しめるようになる。

どんなプレーをしようとも、全ての責任は自分にあるわけだから、自分自身に腹を立てても仕方がない。自分の力量がそれまでだということだ。
自分は一人しかいない。自分を超える自分の存在というのはあり得ないのに・・・。だから、自分を自分が怒ってもどうしようもないという理屈だ。

丸山プロのコメントを見て、やはりプロでも同じなんだと思った。

いいゴルフをするには、本来の目的の「ゴルフそのものを楽しむ」という姿勢が大切だ。これがゴルフの原点だ。

昨日、家内と2サムでゴルフに行ってきた。

三重県のリゾートコースの一つで、ホテルやプールやコテージなどもある。
自宅から1時間弱と比較的近く、ゴルフ場のプレーフィーも安い。

ここは私は2回目だ。1回目は長男とラウンドした。コースはレイアウトが面白いので、印象に残っていた。2回目なのに、ティグランドに立つと、コースレイアウトが自然に思い出される。

日曜ということもあり、ラウンドするプレーヤーは結構入っているようだ。2サムでプレーする人も多い。
二人乗りの乗用カートでキャディ無しのセルフプレーだ。

定刻通りにスタートした。
スタートホールはロング。きっちりと3オンし、バーディトライが外れてパー。

二人なのでプレー中はテンポもよく、天気がいいのも相俟って気分がいい。

アイアンショットが好調だ。パッティングがいま一つ・・・。実は、今日のラウンドで、筆おろしのパターを使っている。オデッセイの新しいパターだ。
これまでのパターと距離感が違う。しかし、タッチは柔らかく、ボールの転がりもいい。

勿体無いのはパーオンしながら、3パットでボギーとしたのが前半で2ホール、後半で1ホールあったこと。

それでも前半は42、後半はバーディも1個あって、37でホールアウト。久しぶりに80が切れた。ただし、パット数は19・17の36パットだった。

今回のラウンドでは先日の日記でいうところの?、つまりアイアンショットの切れがよかった。
そのために、?のアプローチは、グリーンカラーからパターで転がす程度のものが多く、アプローチショットそのものの出番は少なかった。
しかし、肝心の?、パッティングはまずかった。
これがもっと決まれば、少なくともあと5打は少なかった筈だ。

やはり、最後の詰めのパターはどんな状況でも大事だということだ・・・。


フーリガン・・・

2002年5月11日
聞きなれない言葉、フーリガン。

そもそもはアイルランド系の「ならずもの」が語源という。
それが、サッカー応援に関連して暴力行為を行う過激なファンの総称として「フーリガン」というらしい。

サッカー競技には全く興味がないため、そんな過激なファンがいること自体、ピンとこないのだが、テレビなどでフーリガンの暴動を見たことがあるのを思い出した。
たまたまそんな事件が起きた、くらいにしか捉えていなかったのだが、そうではないらしい。

歴史的にはかなり昔からあるようだ。

それにしても、スポーツの中で、そんな過激なファン組織が出来るのがサッカーというのが面白い。
いろいろなスポーツがあって、なぜサッカーなのだろう?

考えれば考えるほど、分からない。
フーリガンの暴徒ぶりも半端ではない。
「劇的な社会変動、たとえば共産党政権が倒れた後に、解放された若年層がフーリガン行為に走った」などと新聞には書かれている。
社会的なストレス発散の手段の一つとして、フーリガン行為を行うのか?
たまたまその国の主たるスポーツがサッカーだったという事が、サッカーとフーリガンとの結びつきなのか・・・。

そうだとすると、サッカーというスポーツはある意味で不幸だと思う。

勝敗を決するスポーツは、人間本来の闘争心を健全に燃焼させるためのものだ。
勝負である以上、誰しも勝つことを望む。
しかし、勝つか負けるかという、勝敗の結果だけに目を奪われ、勝負の途中経過のスリリングな興奮が勝負が決まった途端に「無」となるとすれば、あまりに空しくはないだろうか・・・。

確率的には五分五分だ。勝たなければ負けるし、負けなければ勝つ。
たまには勝負のつかない引き分けもある。

スポーツとは結果以上に、その経過が楽しい筈だ。
オリンピック競技でも「参加することに意義がある」というクーベルタン氏の名言があるではないか。

自分の贔屓のチームが勝てば嬉しい。しかし、負けたからと暴動に走るというのはどうもいただけない。どうも信じられない現象だ。

来るワールドカップ日韓大会で、フーリガン対策が講じられているというニュースを異様な気持ちで受け止めた。

そこまでしてサッカー競技をしなければならないのか?というのが正直な気持ちだ。

道具に頼る・・・

2002年5月10日
昨日の日記にも書いたが、ゴルフのスコアメイクで重要なパッティングとアプローチ。

アプローチショットは以前から殆どアプローチウェッジを使っている。これでランニングもピッチショットもピッチエンドランもこなしてきた。

もう一つ、ロブショットというアプローチテクニックがある。ボールを高く上げてポイントをデッドに狙うショットだ。

アプローチウェッジのフェースを開いてロブショットを打つことも出来るが、やはりそれよりはロブウェッジの様なロフトのあるクラブで素直に打つほうが簡単なのは言うまでもない。

以前からちょっと気になっているロブウェッジがある。通信販売で最初は見かけた。
カーバイトというクラブである。

特徴はフェースにある。フェース面に特殊加工がしてあるのだ。簡単に言うとフェース面がヤスリの様にザラザラしている。摩擦係数を高め、ボールに強烈なバックスピンをかけようというわけだ。

テレビの通販番組で、そのクラブを実際に使っているシーンが印象的だった。年配のアマチュアゴルファーが普通に打って、グリーン上でバックスピンがかかりボールが戻るのである。実にカッコいいではないか!

しかし、それを初めて見たときは欲しいとも思わなかった。
最近になって、状況が変わってきた。

つまり、アプローチショットで、ピンをデッドに狙いたい時に、強烈なスピンがあればそれだけデッドに狙えるというものだ。転がる距離を考えなくていいのだから都合がいい。

たまたま、そのクラブがゴルフショップでも販売されているのを見かけた。
ロフト別にAW/SW/LWとあるようだ。

私はその中から、LW(ロフト60度)を選んで買った。

今夜、打ちっぱなし練習場で試打してきた。
練習場は天然の草や芝が生えているので、スピンの程度が分かりにくい。それでも時折、芝の薄いところにボールを落とすと普通よりもバックスピンがきつくかかっているようにも見えた。
ロフトがあるため、フルショットしても80ヤードも飛ばない。

早く一度実戦で使ってみたいと思う。

このフェース面の加工処理は、違反ではないそうだ。従って、オフィシャル競技でも使えるということだ。

普通にスウィングして敢えて小細工をしなくても、思うようなバックスピンの効いたボールが楽に打てるのならこれは楽だし、アプローチの技が一つ増える事になる。

期待通りだといいのだが・・・。
?ドライバーで豪快なナイスショット。

やはり何と言っても、ティショットが決まれば気分爽快。最近のドライバーは飛距離も出るし、ナイスショットした時はプロの気分になれる。

?ビシッと決まるアイアンショット。

これも気持ちがいい。ピンに向かってダウンブローに打ってバックスピンの効いたボールがピンの真上からドスンと落ちて、ピタッと止まり、バーディチャンスならずともグリーンを捕らえるのも捨てがたい快感。

?ナイスアプローチ。

グリーンをはずれたボールを見事なアプローチショットであわや入るか!とばかりにピンに絡む・・・。
ロブショット、ランニング、ピッチエンドラン、どんなアプローチショットでも、ピンに絡めば最高!

?ナイスパッティング。

とんでもなく遠いところからでも、グリーンのアンジュレーションを読み切って、狙ったライン通りにボールが転がり、カップイン! いや、たとえカップインは無理でも、OKパットの距離までピンに寄ればこれまた最高の気分。

?〜?が全てこなせれば、これはもうプロかトップアマチュアレベルのゴルファーだ。

この4項目の中で、どれが一番スコアメイクに重要かというと、?だろう。
その次が?。そして?、?と続くと思う。

?や?にかかわる練習は、打ちっぱなし練習場でするが、?となると、やはり実戦練習に勝るものはない。いろいろなライや状況でいろいろな打ち方をしなければいけない。単に、距離感を合わせるだけでは不足だからだ。

また、?のパッティングはアマチュアゴルファーのなかで最も練習量が少ないだろう。
練習マットで毎日しっかりと練習している人は少ないと思う。
しかし、単調に見えて、実はこの練習マットでボールを転がすパター練習は、馬鹿に出来ない。

スコアメイクでこのような小技の重要性は誰しもが気がついているし、分かっている。
なのに、それを練習しようとせず、専らドライバーの飛距離がどうのとか、アイアンで何ヤードを何番で打っただとか、「飛び」にかかわる話が多い。

アプローチショットやパッティングは、確かにある意味、地味な部分だ。
しかし、その小技を磨けばスコアが簡単に縮まるということをもっと真剣に考えるべきだ。

80代前半が出ても、なかなか70代のスコアに届かない。あと数打縮めれば・・・ということが多い。振り返れば、たいがい小技のミスによるところが多い。

もっともっと小技を磨かないと・・・。

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